Episode18 ページ20
「_________……ここがドワーフ鉱山ですか。」
もうすっかり夜だった。コツンとヒールを鳴らし、地面に足をつける。
ドワーフ鉱山の入口は今にも崩れそうな程ひしゃげていた。
ﾃﾞｭｰｽ「…あの、着いてきて貰ってよかったんですか？学園長に手伝うなと言われてましたが…」
「私が来たかっただけですよ。お気になさらず。」
ｸﾞﾘﾑ「な、なぁなぁ。こんな暗い所入るのか？」
ｴｰｽ「何？びびってんの？」
確かに全く先が見えない。私は近くに落ちていた太めの木を拾う。そしてグリムさんの近くにしゃがみこんだ。
「グリムさん、これに炎をつけれますか？」
ｸﾞﾘﾑ「ふな？そんなのお安い御用なんだゾ！」
炎のついた木を片手に中に入っていく。後ろから「あ、待つんだゾ！」と言う声と共に三人も着いてくる。
すると足早に私の隣にデュースさんが並んできた。
ﾃﾞｭｰｽ「あのっ、Aさん。」
「はい？」
ﾃﾞｭｰｽ「Aさん…は、何でここに？」
「…？と言いますと？」
そう聞き返すと彼は「えっ、えーっと…」とどこか戸惑ったように言葉を濁す。
「…嗚呼、もしかして入学式の事ですか？まぁ、魔法が使えないのにここに来るのも不思議な話ですよね。」
「…私の出身地については内緒という事で」と人差し指を口元に寄せる。すると彼は食い気味に乗り出してきた。
ﾃﾞｭｰｽ「で、でもAさんが生徒でも全然可笑しくないです！」
「そうですか？でも私、もう22ですよ？」
ﾃﾞｭｰｽ「え、22歳なんですか？」
「全然見えないです」と彼は何故かキラキラした目でこちらを見上げる。
「デュースさんはお上手なんですねぇ。」
ｴｰｽ「……」
すると私と彼の間にエースさんが割って入ってくる。
その顔は不機嫌に染まっていた。
ﾃﾞｭｰｽ「…何だよ。」
ｴｰｽ「べっつにー」
ﾃﾞｭｰｽ「俺はAさんと話してたんだぞ入ってくるなよ。」
ｴｰｽ「ふんっ、器が小せーのな。」
「まぁまぁ、喧嘩しないで下さいな。」
すると坑道の奥で何かが聞こえてきた。
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こはね - 東リベバージョンをマジで見たいです！マジで！！！！！！！！ (2021年9月6日 20時) (
レス) id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - わとさん» コメントありがとうございます！刺さっちゃいましたかありがとうございます((ｱﾚｯ、私の語彙力も何処へ……(・ω・`) (2020年4月11日 19時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
わと(プロフ) - 性癖に刺さりますし解釈一致で歓喜の舞ですあれ語彙力どこ… (2020年4月11日 4時) (レス) id: f1ea256af8 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - 曼珠沙華さん» コメントありがとうございます！リーチ兄弟を早く出したくてうずうずしてました((これからも更新頑張りますね…！ (2020年4月11日 2時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
曼珠沙華 - 夢主のメイドさんがカッコいい、リーチ兄弟が思ったより早く出て嬉しいです。次の更新楽しみに待ってます。頑張ってください。 (2020年4月10日 1時) (レス) id: 71b573304c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グロリアス
| 作成日時：2020年4月3日 18時
