Episode10 ページ12
_________……数十分後。グリムさんの炎のお陰でやっとお化け達の姿が消えたようだ。
ｸﾞﾘﾑ「ハヒ、ヒィ…こ、怖かっ…」
「頑張りましたね、グリムさん。あなたのお陰で助かりました。」
耳の炎に触れぬよう頭を撫でる。すると「こんばんはー」と声が聞こえてきた。
振り返ると玄関先にクロウリーさんが立っていた。
学「優しい私が夕食をお持ちしましたよ。…ってそれは先程入学式で暴れたモンスター！何故ここに！？」
「嗚呼、それがですね…」
＊＊＊
学「_________……なるほど…あの悪戯好きのゴーストを二人で…」
「私はほぼ見ていただけですけどね。」
肩を竦める。クロウリーさんは「ふぅむ…」と考え込んだ。
学「Aさんには調教師や猛獣使い的な素質があるのでは？しかし…」
何か、独り言を呟き続ける。私はグリムさんの事を抱き上げ、「クロウリーさん」と声をかけた。
「グリムさんをここの学園に入れてもらうのは駄目でしょうか？」
学「なんですって？モンスターを？」
ｸﾞﾘﾑ「オマエ…」
「先程申し上げましたがグリムさんがゴーストを追い出してくれたんです。
少し危険な魔法かもしれませんが私の事を助けてくれましたし…お願いできませんかね？」
少しの沈黙。…やはり駄目でしょうか。不安に思いつつ、彼の顔を覗きこむように見る。
そして不意に彼が溜め息をついた。
学「……ふぅ…仕方ありませんね。」
ｸﾞﾘﾑ「ふな"っ！？本当かっ！？」
腕の中で喜ぶグリムさん。しかしクロウリーさんは
「ですが闇の鏡に選ばれなかったモンスターの入学を許可するわけにはいきません」
と間髪入れずに言った。
学「というわけで取り合えず二人一組で雑用係はいかがです？
あ、Aさんは悪までメイドですからね。はい、メイド服。」
「え、あ、どうも…すみません、わざわざ…」
最初は嫌がっていたグリムさんもクロウリーさんに「だったら追い出すまでです」と言われ、渋々承諾していた。
「(明日から忙しくなりますね。)」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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こはね - 東リベバージョンをマジで見たいです！マジで！！！！！！！！ (2021年9月6日 20時) (
レス) id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - わとさん» コメントありがとうございます！刺さっちゃいましたかありがとうございます((ｱﾚｯ、私の語彙力も何処へ……(・ω・`) (2020年4月11日 19時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
わと(プロフ) - 性癖に刺さりますし解釈一致で歓喜の舞ですあれ語彙力どこ… (2020年4月11日 4時) (レス) id: f1ea256af8 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - 曼珠沙華さん» コメントありがとうございます！リーチ兄弟を早く出したくてうずうずしてました((これからも更新頑張りますね…！ (2020年4月11日 2時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
曼珠沙華 - 夢主のメイドさんがカッコいい、リーチ兄弟が思ったより早く出て嬉しいです。次の更新楽しみに待ってます。頑張ってください。 (2020年4月10日 1時) (レス) id: 71b573304c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：グロリアス
| 作成日時：2020年4月3日 18時
