【鬼滅の刃】新人看守は美人で鬼殺隊からも愛されてます。其ノ参

第百十九話 ページ38

炭「_________……えーと不死川さんの道場こっちだっけ？」




鴉「違ウ！！ソコノ角ヲ右ダ！！」


鴉「鳥頭！！」









伊黒さんによる訓練が終わり、次は不死川さんの所に向かう道中。私達の肩に乗った鴉が道を案内してくれていた。







「嗚呼、あそこの角ですね。」



炭「よし、早く行きましょ_____」









フッ。と目の前に陰りがかかる。



ん？と思い目線をあげるよりも先に、"何かが現れた"。









炭「うわあああ！！あああ善逸！？」


善「にににに逃がしてくれ炭治郎！！もう足が立たないんだ無理なんだよ！！」









現れたのは善逸さんだった。私の姿を見るなり腰の辺りに抱きついてくる。体は震え、逃がしてほしいと叫んでいる。









「大丈夫ですか？酷く怯えて…」

善「ややややっとここまで逃げたんだ命に関わる殺されるっ！！」


「？一体何から…」





？？「オイ。」









ガシッと善逸さんの頭に誰かの手が置かれる。と言ってもそんな生易しいものではなく、頭を握られていた。



その正体は言わずもかな不死川さんだった。









不「選べェ。訓練に戻るか俺に殺されるかァ。」


善「ギャアアアア！！勘弁してェェェ！！ギャッ…ギャモッ、ギャアアアンヌ！！」





不「うるさい！！」

善「げうっ！！」









首もとを叩かれ気絶してしまった善逸さん。不死川さんは低く「運べ」と言ってくるりと後ろを向いた。









「善逸さん、しっかりして下さい。嗚呼、もう…」



可哀想だと思いながらも彼を背負う。と言うか彼、脱走したんですよね…









「(一体全体、どんな訓練を…)」









今の私には想像もつかなかった。









______



こんにちはこんばんはグロリアスです。
長い間更新をせず、申し訳ございません…




鬼滅の刃の映画を観て更新せねばと思い、戻ってきた次第です。

ずっと待っていてくださった方がいると思います。その方たちにも本当に申し訳ないです…





色々と忙しい身ではありますが、少しずつでも更新を再開していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

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