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第八十五話 ページ40

宇「_________……おいこれ竈門禰豆子じゃねーか。派手に鬼化が進んでやがる。」









目の前に現れたのは宇髄さんだった。それを見た鬼は驚いた様子で此方を見た。









堕「!!柱ね!そっちから来たの、手間が省けた…」







宇「うるせぇな。お前と話してねーよ。失せろ。



______お前上弦の鬼じゃねぇだろ。弱すぎなんだよ。俺が探ってたのはお前じゃない。」









ゴトリ。









何か、重いものが床に落ちる音がする。目線だけを動かすと、そこには鬼の頚が落ちていた。









炭「(…!!きっ、斬った!!頚が落ちてる!!宇髄さんが斬ったのか!?すごい…!!)」









宇「おい、お前ら。まずその鬼を何とかしろ。ぐずり出すような馬鹿ガキは戦いの場にいらねぇ。




地味に子守り唄でも歌ってやれや。」









その台詞の後に禰豆子さんによって今度は窓に叩きつけられる。そしてそのまま外の地面へと落ちた。









禰「グォウッガァッ!!」




「落ち着いて下さい、禰豆子さん。落ち着いて、落ち着いて…」









炭治郎さんもそれを追って降りてくる。そして何かを思いついたのか禰豆子さんの額に自身の額をピタリとくっつけた。









炭「こんこん…小山の、子うさぎは。なぁぜにお耳が長うござる、」


禰「ガァアッ!!」





炭「小さい時に母さまがっ、長い木の葉を食べたゆえ、そーれでお耳が長うござる、」









子守り唄。それを聴いて段々と禰豆子さんが静かになっていくが、それでもまだ眠ろうとはしてくれない。


私は彼女の顔を覗きこんだ。









禰「ウゥウ…ッ!!」




「禰豆子さんっ…もう、大丈夫ですよ。お兄様も私も無事です。ですから今は寝るのです。さぁ、目を瞑って…」









『_________……禰豆子。』









するとプツンと彼女の涙腺が切れた。

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こはね - 今日から俺はのも見てみたい、です! (2021年10月11日 9時) (レス) @page30 id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
つるぎ - 更新ありがとうございます!何度読んでも面白い作品ですね!! (2019年11月17日 10時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - つるぎさん» コメントありがとうございます!そういって貰えると嬉しいです!更新頑張ります! (2019年10月20日 20時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - 鬼舞辻無惨さん» コメントありがとうございます!ってまさか無惨様…!?あ、ありがとうございます…! (2019年10月20日 20時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
つるぎ - 最初から読ませてもらいました。とても面白かったです!!ナンバカのほうも宜しくお願いします!!楽しみにしてますね! (2019年10月20日 20時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:グロリアス | 作成日時:2019年9月4日 20時

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