第八十三話 ページ38
堕「そうよね、傷も簡単には治らないし、そうなるわよ。
お返しにアンタの頚を斬ってや、」
「煙の呼吸、参ノ型。水煙の眠り。」
煙を纏った刀を鬼の帯と腕めがけて振るい、切断する。そして彼女のお腹に蹴りを入れた。
炭治郎さんを抱え、後ろに跳躍し距離を置く。
「大丈夫ですか、炭治郎さん。」
炭「ゴホッゴホッ…!」
頷いてはくれるがうまく息が出来ていないようだ。そんな彼の背中を撫でる。
堕「アンタ、よくも…!!」
「大体何なのよこれ!!傷が全然治らないじゃない!!」と叫びながら切断された腕を見る。傷口から徐々に徐々に皮膚が溶けている。
「(あの"あかざ"という鬼にはうまく通用していませんでしたが…)」
すると鬼の彼女はギリギリと歯ぎしりを起こす。そして何かを訴えるように声を荒げた。
堕「何でアタシがこんな目にあわなきゃいけないのよ…!アタシは上弦の鬼なのよ!強いんだから!!何をしたって許されるの!!
アンタ達人間とは違う!!」
「_________……」
「……に…」
ポツリと呟かれた言葉。鬼はキッと此方を睨み「何よ!!」と叫んだ。
「_________お可哀想に。貴女も、悲しいのですね。」
彼女はその言葉に「はっ?」と顔をしかめる。
私は下を見、「…お可哀想に」と復唱した。
堕「何よそれ…哀れんでんの!?人間風情が!!」
夥しい量の帯がこちらに向かう。刀を握る。
_________すると帯よりも速く、誰かの足が伸びてきた。
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こはね - 今日から俺はのも見てみたい、です! (2021年10月11日 9時) (レス) @page30 id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
つるぎ - 更新ありがとうございます!何度読んでも面白い作品ですね!! (2019年11月17日 10時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - つるぎさん» コメントありがとうございます!そういって貰えると嬉しいです!更新頑張ります! (2019年10月20日 20時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - 鬼舞辻無惨さん» コメントありがとうございます!ってまさか無惨様…!?あ、ありがとうございます…! (2019年10月20日 20時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
つるぎ - 最初から読ませてもらいました。とても面白かったです!!ナンバカのほうも宜しくお願いします!!楽しみにしてますね! (2019年10月20日 20時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:グロリアス | 作成日時:2019年9月4日 20時