【鬼滅の刃】新人看守は美人で鬼殺隊からも愛されてます。其ノ弐

第六十七話 ページ22

_________……右目には上弦、左目には参。





上弦の参。何故、こんな所に、









炭「(え、)」




「！」









突然、上弦の参の姿が消えたかと思うと炭治郎さんに襲いかかる。


反射的に刀を抜き、振り下ろす。それは煉獄さんも同じで腕に傷を負うと私達から距離を取った。









？？「いい刀だ。」


煉「なぜ手負いの者から狙うのか理解できない。」


？？「話の邪魔になるかと思った。俺とお前らの。」









…私も？




思わず片方の眉をあげる。鬼は笑みを浮かべたままだ。









煉「…俺と君とでは物事の価値基準が違うようだ。」








？？「そうか。では素晴らしい提案をしよう。




_________お前らも鬼にならないか？」









その提案とやらに煉獄さんは「ならない」と即答する。すると鬼は視線だけを私に向けた。









？？「見れば解る。お前らの強さ。しかもそこの女稀血だろう？覇気があるに加え、この匂い…」









「頭が可笑しくなりそうだ」と彼は妖しく笑った。

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