第四十七話 ページ2
炭「_________……禰豆子、駄目だ!!」
_________血が、地面に滴り落ちる。
それは私のものではなく、不死川さんのものだった。
彼は部屋の中に禰豆子さんの入っている箱を持ち出し、自ら切った腕を見せつけた。
炭「やめろーっ!!」
飛び出そうとした炭治郎の背中に、誰かの肘が乗る。それは蛇を首に巻いた男性だった。
肘の力ひとつで炭治郎さんの事を押さえつけている。
炭「かっ…」
「!炭治郎さ…」
小「動くな。動けばコイツの肋骨を折る。」
ミシミシと地面に押さえつけられ、彼の体が悲鳴をあげている。思わず顔をしかめた。
不「出て来い鬼ィィ!お前の大好きな人間の血だァ!!」
箱を蓋が壊され、中から禰豆子さんが出てくる。その血を凝視していた。
炭「禰豆、子…!!」
禰「!!」
しかし、次の瞬間には禰豆子さんがプイッと顔を逸らしたのだ。
血を目の前にして、噛まなかった。
館「どうしたのかな?」
子「鬼の女の子はそっぽを向きました。血塗れの腕を突き出されても我慢して噛まなかったです。」
館「そう。ではこれで禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね。」
不「!!」
その台詞から炭治郎さんの背中から肘が退かされる。そしてお館様と呼ばれた男性は微笑んだ。
館「それでも炭治郎と禰豆子、Aが鬼殺隊として戦える事を証明しないといけない。十二鬼月を倒しておいで。
……そうしたら皆に認められる。言葉の重みが変わってくる。」
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こはね - 今日から俺はのも見てみたい、です! (2021年10月11日 9時) (レス) @page30 id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
つるぎ - 更新ありがとうございます!何度読んでも面白い作品ですね!! (2019年11月17日 10時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - つるぎさん» コメントありがとうございます!そういって貰えると嬉しいです!更新頑張ります! (2019年10月20日 20時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - 鬼舞辻無惨さん» コメントありがとうございます!ってまさか無惨様…!?あ、ありがとうございます…! (2019年10月20日 20時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
つるぎ - 最初から読ませてもらいました。とても面白かったです!!ナンバカのほうも宜しくお願いします!!楽しみにしてますね! (2019年10月20日 20時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:グロリアス | 作成日時:2019年9月4日 20時