【鬼滅の刃】新人看守は美人で鬼殺隊からも愛されてます。其ノ弐

第五十一話 ページ6

煉「_________……すまんな！柱合会議が終わったら昼間の内にお邪魔しようと思っていたのだが、長引いてしまった！」









「はぁ…その、もう皆さん寝ていると思うので…」




煉「むぅ、それはすまなんだ。」









口元を押さえる煉獄さん。私は姿勢を正し、彼に問いかけた。









「それで、私に何か御用が？」





煉「そうだった！君にこれを届けようと思ってたのだ！」


「(…私の話、聞いてました？)」









耳の良い善逸さんは気づいて起きてしまいそうだ。


煉獄さんは何か布をとりだす。そしてその布を捲ると、中から煙管が出てきた。









「…！それは…」




煉「これは君の物だろう？」









会議の始まる前、不死川さんに煙管を使った時、そのままにしてしまったのだ。






「まさか、わざわざ…？」


煉「他にも用があるのだが、此方が先だと思ってな！」









煙管を手に取り、「ありがとうございます」と彼にお礼を言う。すると煉獄さんは優しく笑った。









「その、他の用とは？」




煉「君の呼吸は煙と聞いた！しかも炎から派生しているのだとか！」








「ええ…まぁ。そうですね。しかし私はまだ全ての型を使える訳じゃ…」



煉「俺の継子になるといい！」









……
…………
……………。









「……はい？」

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