【鬼滅の刃】新人看守は美人で鬼殺隊からも愛されてます。

第二十八話 ページ32

正「_________……善逸さん！」





善「……」









名前を呼ばれ、重い瞼をあげる。そこには善逸の顔を心配そうに覗いている正一の姿があった。









善「…そうだっけ？」




正「部屋が変わった時の勢いで外に飛ばされたんです。善逸さんが庇ってくれたので俺は大丈夫ですけど…」




善「それは良かった。でも何でそんなに泣いて…」









善逸が後頭部を触る。するとぬるりと何かが触れて…




善「……」




それは善逸の血だった。









善「なるほどね！？俺が頭から落ちてんのね！？」




正「はい…」




？？「猪突猛進猪突猛進！！」









扉を壊し、出てきたのは猪頭の男。その顔を見た瞬間善逸は目を見開いた。









善「あっ！あいつ…今声聞いてわかった。最終選別の時に誰よりも早く入山して誰よりも早く下山した奴だ！！」







「伊之助さん…お速いですよ…」









伊之助さんが壊した扉を跨ぎ、外に出る。すると外には善逸さんと正一さんがいた。









善「！Aさん！」




「善逸さん…良かった、無事だったんで…」









すると私の台詞が言い終わる前に伊之助さんが禰豆子さんの入っている箱へと向かう。


それを阻止するように善逸さんが前に出た。









善「っ、やめろ！！」



伊「！」




善「この箱に手出しはさせない！炭治郎の大事な物だ！！」


伊「オイオイオイ、何言ってんだ！その中に鬼がいるぞォ、分からねぇのか？」









そう言われれば「そんな事最初からわかってる！！」と善逸さんは叫んだ。


しかし彼が納得いく筈もなく、善逸さんに蹴りかかった。









「伊之助さん、いい加減に______」




炭「やめろ！！」









止めようと足を踏み出す。しかし炭治郎さんが誰よりも早く伊之助さんのお腹に蹴りをいれた。







そして暫く二人のいざこざが続き、最終的には…









炭「ちょっと落ち着けェ！！」









_________そう言って、炭治郎さんは伊之助さんに対し、頭突きを食らわせた。

第二十九話→←第二十七話

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す