26.さて ページ7
SIDE:A
ブルーロックに着いた。
さて、早速自室に引っ込みますか。
『よし、じゃあ今日は古文から!』
私はブルーロックの選手と違って高校には行ってないから、授業がある英会話を除くけば
中3レベルな訳で。
因みに英会話はブルーロック内では誰にも負けない。相手は大学生以上だぞ。
嫌でも上手くなる。
(……あと1時間もすれば、1次
見たくない訳じゃない。寧ろ現地で見たい。でも、それと同じくらい学力も大事なのだ。
(迷う……)
行くべきか、行かないべきか。
そのときだった。
Prrr...
『うぉおっ!!?』
び、びっくりした。電話か……。なんか今日、びっくりしすぎじゃね??←
かけた相手は絵心さん。心臓の鼓動が早まりながらも電話に出た。
『ど、どうしたの絵心さん……』
〈どうせ見に行きたくてソワソワしてるんでしょ。行ってくれば? 第1試合〉
す、鋭い。流石は
でも私なんかが行っても良いのかな? 私は唯一のサッカー関係ない人間なのに。
しかし、それもお見通しだったようで、絵心さんは続けた。
〈ここはブルーロック。サッカー第一の施設なんだけど〉
『!』
〈もちろん、このあとはちゃんと勉強すること。それが守れるなら、行っていいよ〉
『で、でも。邪魔にならない?』
〈それはAちゃん次第でしょ。どうしても役割が欲しいなら、救急セット持って行けば良い〉
『それは、手当のためにいますよ的な……?』
〈そゆこと。じゃあ、あとは好きにしな〉
電話が切れる。
私はたかが居候だし、手当も付け焼き刃。
役に立てる気はしないけど……せっかくだし、お言葉に甘えて行こうかな。
(遅れたくないし、今日は
ふふ、楽しみ。
_____
センターフィールドに到着したのはチームZが先だった。
さぁ、どういう作戦で来るかな?
(ん……?)
見覚えがある双葉のアホ毛……もしかして。
(いやいやいや、流石にそんな偶然は有り得ないでしょ。見間違いだ見間違い)
ちょっと疲れてるだけ、若しくは違う人。何も潔さんとは決まってないし。
そして、チームXもフィールドに現着する。
《それでは第伍棟第一試合45分ハーフ! チームZ VS チームX! KICK OFF!!!》
『!』
(アンリさんの声)
きっと、この選考の突破のボーダーラインは勝ち点7。ここで負ければ後が危うい。
頑張れ、皆。
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使い古した絡繰り人形 - はじめまして! 気付くのが遅くなってしまい、申し訳ありません・・・。もちこさん、コメントありがとうございます! これからの展開もご注目ください! これからもお楽しみに! (11月1日 16時) (レス) @page1 id: 28472857ff (このIDを非表示/違反報告)
もちこ - はじめまして! 作品を読ませてもらいましたが……とっても面白かったです!!これからも楽しみにしています。 (10月20日 18時) (レス) id: 6a0884a222 (このIDを非表示/違反報告)
使い古した絡繰り人形 - もこさん! 2度目のコメントありがとうございます! なるほど・・・確かにそれも良いですね! 色々と試行錯誤してみます! ありがとうございます! これからもお楽しみに! (10月7日 21時) (レス) @page33 id: 28472857ff (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 出来たら落ちはなしか愛されエンドで完結したあとに他の人の落ちを書くというのはどうでしょうか?いきなりすみません。更新頑張ってください! (10月7日 20時) (レス) @page33 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
使い古した絡繰り人形 - もこさん! コメントありがとうございます! 更新も頑張っていきます! どんどんキャラが増えていきますよ〜、これからもお楽しみに! (9月28日 21時) (レス) id: 28472857ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:使い古した絡繰り人形 | 作成日時:2023年9月18日 11時