39.サプライズ ページ22
SIDE：A
う〜〜〜〜〜ん????
どうすればしょんぼり一揮を明るくできるんだ……。
取り敢えずいつもと変わらない態度でいるけど、流石に心が抉られそう。
こんな寂しそうなのに……あ。
『そうだ、一揮』
「Aさん……?」
『これあげる』
私は一揮にあるものを渡した。
「これ……」
『昨日オススメしたスキンケア用品。買いに行くタイミングないんじゃないかと思って、買ったの』
咲さんと話しながら漢字をやってるときに思いついたサプライズである。
『昨日話しかけに来てくれたから、そのお礼……的な?』
「……お、お金払います」
『良いよ気にしなくて!』
「でも……」
うーん、一揮は真面目なんだなぁ……。友達の中で1番信頼できるタイプだ。
って、違う。プレンゼントのお礼だっけ……。
……あ、そうだ。
『……じゃあさ、これからも話しかけて良いかな』
「え?」
『この棟で(多分)唯一の同い年だし……タイミングはちゃんと考えるから。どう……かな』
凛や蘭世がいる棟は実は私の部屋があるこの棟から1番遠い。
凛は右回りして3つ目、蘭世は左回りして3つ目の棟である。
ブルーロックってちゃんと五角形だから、1番遠いのが
「……本当にそんなので良いんですか?」
『もちろん! 周りは年上ばっかだから、同い年が近くにいると安心だしね!』
「じゃあ……これからもよろしくお願いします、Aさん」
『うん、よろしく!』
同い年ってやっぱ良いなぁ、安心。
全員同い年になればいいのに←
「……って、荷物持ったままでしたね。引き止めてすみませんでした」
『ううん、気にしないで。一揮もが出迎えてくれて嬉しかったし! また話そうね!』
手を振ると、一揮も手を振り返してくれた。
んふ、やっぱ一揮良い人!!
ほっこりしたまま自分の部屋に行って荷物を下ろした。
勉強道具って重いな。肩痛ぇー……。
ラフな格好に着替え、絵心さんの元へ向かった。
『絵心さーん』
「んー?」
『明日、友達ここに呼んでいいー?』
「なんて??」
説明
『かくかくしかじかで呼びたいのだけども』
「あ、そういうことね。いーよ、呼びな」
『ﾜｰｲ』
よし、許可はOK!
咲さんは、明日は昼過ぎから用事があって学校を休むそうなので、午前中に来ることになっている。
楽しみだ。
このとき、私は悲劇が待ち受けていることに気づかなかった。
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使い古した絡繰り人形 - はじめまして! 気付くのが遅くなってしまい、申し訳ありません･･･。もちこさん、コメントありがとうございます! これからの展開もご注目ください! これからもお楽しみに! (11月1日 16時) (
レス) @page1 id: 28472857ff (このIDを非表示/違反報告)
もちこ - はじめまして！ 作品を読ませてもらいましたが……とっても面白かったです！！これからも楽しみにしています。 (10月20日 18時) (レス) id: 6a0884a222 (このIDを非表示/違反報告)
使い古した絡繰り人形 - もこさん! 2度目のコメントありがとうございます! なるほど･･･確かにそれも良いですね! 色々と試行錯誤してみます! ありがとうございます! これからもお楽しみに! (10月7日 21時) (レス) @page33 id: 28472857ff (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 出来たら落ちはなしか愛されエンドで完結したあとに他の人の落ちを書くというのはどうでしょうか？いきなりすみません。更新頑張ってください！ (10月7日 20時) (レス) @page33 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
使い古した絡繰り人形 - もこさん! コメントありがとうございます! 更新も頑張っていきます! どんどんキャラが増えていきますよ〜、これからもお楽しみに! (9月28日 21時) (レス) id: 28472857ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：使い古した絡繰り人形 | 作成日時：2023年9月18日 11時
