切実に辞めたいと思ってる今日この頃 【ブルーロック】【呪術廻戦】

EPISODE. 07 ページ8

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「掃除? この棟は済んどるで」










「掃除ならもうやってあるぞ」










「掃除だべか? もう終わってるっぺ!」










「……終わってる」










……どういうこと……????










どこの棟に行っても、埃1つない。










誰に聞いても、“終わった”と言っている。










因みに、上から水色髪、三つ編み、ヘアバン、下まつげ。










下まつげは脅しt……ﾝﾝｯ、少々強引に聞き出した。










私の方が(物理的にも)強いのが伝わったからか、あっさり口を割ったから拍子抜けだ。










……言い方は生意気だけど。










それにしても、なんで掃除が終わってるんだろう。










麗美か……?










いや、無いな。










私と別れてから10分弱で4つの棟の掃除を済ませるなんて無理がある。










それこそ、瞬間移動しなければ。










(ん……?)










瞬間移動(・・・・)……?










『……まさか』










「そのまさかだよ〜」










バッと後ろを向くと、黒尽くめの不審者……ではなく、元担任・五条悟がいた。










「……今、不審者とか思わなかった?」










『気の所為でしょ』










なんで悟がブルーロックに……!!










この状況を誰かに見られでもしたら猛烈に面倒なことになる。










更にアイマスクまで取ったら、それを麗美に見られたら。










(……想像しただけで疲れてきた……)










取り敢えず、要件を聞かねば。










『で、何の用?』










「んっふっふ、Aに朗報だよ! 実はね〜……










『任務があと少しで終わるってことならもう知ってるけど』










　…………あ、そうだったの…………」










ハッ、落胆してやんの。










「因みに、あと5日ね。迎えは伊地知が車出すから」










『ん、了解』










伊地知さん、また悟にコキ使われてるんだろうな。










コーヒーでも差し入れよう。










『……掃除とかやったのも、全部悟?』










「そ♪褒めてくれても良いんだよ?」










『28歳が10歳下に褒められようとするな』










何歳児だよ。28歳児ってか?










『……ちな、どうやったん』










「普通に、“蒼(あお)”を調節して使っただけ。移動させたものとかは“赫(あか)”で戻した」










『術式の無駄遣いすんな、呪力が勿体無いわ』

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