切実に辞めたいと思ってる今日この頃 【ブルーロック】【呪術廻戦】

EPISODE. 05 ページ6

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真希たちの電話が終わると、辺りはしんと静かに＿＿＿＿＿










は、ならず。










「ｻｯｶｧｼﾖｵｵｵｵｵｵｫｫｫｫｫｫｫｫｫ」










「あ、A〜!」










呪霊と麗美の声が混ざる。










別に麗美に限った話ではないが、呪霊と声が重なると不協和音の上位互換みたいな感じになるんだよね。










まぁつまり、超気持ち悪い。










『……麗美、仕事は?』










「えっ? 終わったよ?」










皆とご飯食べてー、部屋でいっぱいお話ししてー、なんて話す麗美に頭痛がする。










誰が遊べっつったよ。










あれが仕事? 聞いて呆れる。










『……食堂は』










「あ、ちゃんと電気を消したよ!」










電気は(・)だろ。










てか、それだけ? マニュアルとかもらってるはずだけど?










………………もう、我慢ならない。










『…………麗美…………










　5秒だけ目を閉じてて』










「えっ?」










『良いから』










そろそろ後ろにいる呪霊が煩い。











ぶっ飛ばそう、と思い麗美に目を瞑っててもらう。










麗美との距離は10mあるかないかだ。










その距離を助走にして、またナイフで一差しにする。










麗美が目を開けた頃には、私は余裕で麗美の前に立っていた。










目を開けるというよりか、両目を覆っていた手を外した頃には、だけど。










「?? 何だったの?」










『別に。こっちの話』










呪術師になってから身体能力は大幅に上がった。










そのおかげでブルーロックの仕事も回ってるんだけど、疲れた。










『麗美はもう戻りな』










呪霊の後始末(残りの仕事)は私がやらないと。










……あと、掃除も。










麗美がいなくなった瞬間、私は盛大な溜息をついた。










早く帰りたい。










てか辞めたい。










あと数日って具体的に何日なんですかね伊地知さん……。










『で? 何をやってるの、國神は』










「……気づいてたのか、三留(みとめ)」










『まぁね』










呪術師、舐めんなよ。











まぁ、見られたのがセコムじゃなくてよかったか。










「……迷惑だったかもしれねぇけど……」










『?』










「この棟の掃除は終わった」
































『えっ??』

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