切実に辞めたいと思ってる今日この頃 【ブルーロック】【呪術廻戦】

EPISODE. 23 ページ26

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「えっ……と、倉敷……先輩」










「麗美で良いよっ?」










私も恵くんって呼ぶから!と満面の笑みで言う麗美。










『……じゃあ恵、後は任せたー』










ドリンクの粉のダンボールの上にサポーターとタオルが入ったダンボールを載せて持つ。











んー……ギリギリ前が見えない。










まぁ何とかなるでしょ。










『……何やってんのお前ら。ちょっと退いて、通れない』










セコムの内、数人は朝の脅しにビビって素直に退いてくれた。










でもまだ往生際の悪いヤツが数名いる。










「退けって、何様だよお前」










「千切……」










『あ? うるせぇよ長髪野郎』










チギリとか言う長髪を思いっきり睨みつける。










長髪は少し後退(あとずさ)ったが、










「最近、國神にも手ぇ出してるらしいじゃん。そのくせ彼氏持ちとか、何してんだよクソビッチ」










『あ?』










「選手に手ぇ出すなよ……何の為にいんの?」










お前らの護衛の為だよ、と言えたらどれだけ良かったことか。










でも、言ったら恵の説明が面倒になる。










そもそも恵は彼氏じゃないし。










あー、どうしようかな……。










(……不審者(悟)でも出すか……? いや、有効なのは女子だけ……。となると、効果的なのは)










「……ちぎりん、そろそろ戻らない?」










『!』










「は!?何言ってんだよ!!




















　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿蜂楽!!」










長髪がおかっぱに叫んだ。










へぇ……おかっぱがそんなこと言い出すなんて。










朝、“見張り”とかほざいてたのはどこ行ったんだか。










でも、状況は変わった。










『ほら、おかっぱの言う通りだ。早く行け』










デカいダンボール2つも持ってたら流石に重い。










ちゃっちゃと運んで仕事を終わらせたい。










ちっと舌打ちをして去っていく長髪を先頭に、セコムたちもぞろぞろと出ていく。










恵は……麗美に絡まれたままか。










さてどうしたもんか、と思っていると、










「三留ちゃん……その、今朝はごめん……」










『……え?』










倉庫に1人で残ったおかっぱに謝られた。










「今まで酷いことばっか言ってたのも、禄に話を聞こうとしなかったのも……。嫌われて、当然だよね」

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