切実に辞めたいと思ってる今日この頃 【ブルーロック】【呪術廻戦】

EPISODE. 20 ページ22

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「……てか先輩、最近あんまり寝てないでしょ。隈できてます」










『あー、まぁ睡眠時間削らないと仕事終わらんし。作業効率はあげようとしてんだけどさ』










「睡眠時間は減らしたら駄目ですって。今日からは先輩もちゃんと寝て下さい。俺もいますから」










『後輩が優しすぎて涙出そう』










普段は“寝ろ”なんて絶対言われないからなぁ。










選手は言わずもがな、麗美は気づいてないだろうし、アンリさんも忙しくて寝てないだろうし。










絵心はどうでもいいとか思ってそう(大正解)










「……先輩」










『ん、いるね。呪霊と……選手かな。2人』










あの呪霊なら祓うのは後でもまぁ大丈夫だろう。










それよりも2人の選手が気になる。










もっと神経を研ぎ澄ましてみると、嫌でも分かる気配がした。










(……紫頭と白髪頭か)












何やってんだコイツら。










「どうします?」










『……まぁ放置で良いでしょ』










それで脱落しても、私らは何もやってないから自業自得ってことになる。










そうこうしている内に備品庫についた。










えーと、ドリンク……。










『ぐ…………っ』










(……なんでこんな高ぇとこに置いたんだよアホか!!!!!!!!!!!!)










……はぁ、致し方ない。










『ごめん恵、ちょっと脚立取ってくんない?』










恵ならまだしも、選手に取ってもらうなんざ死んでも御免だ。










生憎、私は麗美みたいな少女漫画の主人公みたいな人間じゃないんでね。










やれることは自分でやりますともさ。










「それくらい俺が取りますよ。他にいるものあるんでしょう、先輩はそっちお願いします」










『え、でも』










「そっちの方が効率的です。早く終わった分、多く寝られますよ」










『よし、頼んだぞ恵(即答)』










それはそうと、早く新しいタオル出さないと。











あとは念の為、テーピングとサポーター……。










(あれ、これは……?)










『!』










これ……呪符!!?










(なんでこんなところに!!?)










僅かに感じ取れる呪力は、知っている術師と誰一人として一致しない。










……嫌な予感がする。










『恵、耳貸して』










「? はい」










私は恵にあることを伝えた。

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