切実に辞めたいと思ってる今日この頃 【ブルーロック】【呪術廻戦】

EPISODE. 18 ページ19

.



「配属されたからには、俺も仕事手伝います」










『……マジ?』










「マジです」










め、恵ぃ……!!










最近ずっと1人だったから助かる……!!










『ブルーロックから出たら何か奢るわ。何が良いか考えときなよ』










「え、いや申し訳ないですよ」










『遠慮すんなよ後輩〜』










うりうり、と頭を撫でてやると、恵は抵抗したが満更でも無さ気な顔をしていた。










おーおー、可愛いヤツめ。










『んじゃ、まずドリンクから作ってくか』











「了解。呪霊は?」










『んー……まぁ臨機応変で』










「結局それですか…………了解」










『流石、理解と諦めが早くなってきたね』










……諦めが早いはダメか。










まぁ2年なんてこんなもんでしょ。










私の指示より真希の方が酷いぞ。










最悪、










「察しろ」










以上。










……思った以上に酷くてビビったわ←










それはそうと。










『……粉、足りてねぇな』










スポドリの素(もと)が足りない。










(確か、水道の台の下に粉の箱を置いといたよな……)










台の下の扉を開け、ダンボールを取り出す。










……なんか、異様に軽いんだけど。










嫌な予感は当たるというもので、ダンボールは文字通り空っぽだった。










……そういや、各棟にタオルも追加しとかないといけないんだったな。










量……結構あるぞ……。










あー、と天を仰いだ。










しゃーない、備品庫まで取りに行くか。










『ごめん恵、色々取ってくるものがあるから。ちょっと待ってて』










「いや俺にも行かせて下さいよ。何1人でやろうとしてるんですか」










『恵が大変だろ』










「先輩もでしょ。“多めに持ってこよう”とか言って後で苦しむタイプなんですから。大人しく頼って下さい」










『ぐうの音も出ない』










実際、やったことあるからなぁ。










『〜〜〜〜ッ…………じゃあごめん恵、頼むわ……』










「はい、任せて下さい」










恵も変なとこで頑固になるよな。










麗美なんて粉が足りないって知ったら










「アンリさんに知らせとかなきゃ!」










で終了。










結局アンリさんに取ってこさせるっていうね。










恵を見習え、恵を。

【新作のお知らせ】→←EPISODE. 17

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す