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いち【*】 ページ2
私は通称勇者ちくわぶ。ちくわぶという異界の武器を使いモンスターを倒すことでこの辺りで少しずつ有名になりつつある勇者だ。
正直私は勇者になるつもりはなかったのだが、ちくわぶを振り回しているうちに気がついたら勇者として頼られる存在になっていた。
だが私の本職は魔法使いだ。何があって勇者になったのかは私にもよくわかっていない。
朝の柔らかな日射しが私の目を覚ます。
今日は何の依頼も入っていない週一日の休みである。
一昨々日から昨日までこの町__アルパネミの周辺に出るというモンスターを討伐していたため私の体は疲労が溜まっていて、昨日家に帰ると同時にふらふらとした足取りでベッドに倒れこんだ。
未だに疲労がとれず体の節々が痛むが起きてしまった以上朝食をとったり寝巻きから着替えたりしなくてはいけないだろう。
私は大きなあくびを一つしてベッドからふらふらと立ち上がり眠たい目を擦りながら洗面台へと歩を進めた。
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作者名:ナポリタンの申し子 x他3人 | 作成日時:2016年5月25日 23時