.*･ﾟAfter story3.ﾟ･*. ページ4
2年前に起きたマリンフォードでの頂上戦争後に私は自ら海軍を退職した
周りの人達は結婚でもするのか？と聞いてきたが、全然違う
退職した理由は
亡き兄と共に旅をしていた子供を探す為に退職した…
私の手元には1枚の小さな手紙がある
この手紙は私でも、センゴクさんに宛てたものでは無い
共に旅をしていた子供に宛てての手紙…
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パンクハザードに行く半年前に滞在していた島で島民の1人から果物をもらった
その果物の中には悪魔の実が一緒になって入っていた
悪魔の実…食べればその実の能力を手きできる
しかし、代償はカナヅチになる
つまり海に嫌われる人生を歩む
海と共に生きる人達には大きな代償…
けれども私はその悪魔の実を見た時に興味本位で食べた
『…う"！まっっず!!』
誰だか昔言っていた
悪魔の実はその実の見た目通り不味い…と
事実だった
食べたはいいが、自分が食べた実は何の実なのか知らずに食べたので取り敢えず動いてみた…
…。
何も起こらない
では、音を鳴らしてみよう
パチン!!
『あれ？』
指を鳴らしたら周りの音が聞こえなくなった
海の音も、空を飛ぶ鳥達の声も…
自分以外の音が聞こえなかった
『これは…』
何の実だろう…
音が聞こえなくなる実というのは分かった
正式名が分からない
仕方ないので、悪魔の実に詳しい人物に聞いた…
『ナギナギの実…』
その人物はこうも言った
「無音人間にだってなれる」
暗殺者向けの実…
『安眠には困らなそう』
と能天気な事を言いながら半年後には使いまくってるのだから要は使いよう…だった
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作者名：華羅傘 | 作成日時：2019年10月4日 1時
