41話 ページ2
ドカン！と体当たりするようにカジノに乗り込むルフィ
ナミとロロノアと長鼻くんにも合流した
「A！目が覚めたのね、よかった...！」
『ありがとうナミ、水分さえあれば元通りさ』
「だけどルフィが降ろしてくれなくて」と言うとナミは呆れた顔でルフィをみる
ナミに説得してもらってルフィの腕による拘束を解いてもらおうと思ったのだが...
タイミング悪く、スモーカーが追ってくるから、ルフィはまだ私を抱えたまま店の奥の方へ逃げてしまう
「コソコソ逃げ回りやがって...!!というかA...何やってんだ...」
『走りながら聞いてこないで！見ての通りよ！』
海兵の入店を禁止しているのか、ルフィたちより、スモーカーが店内の警備に襲われている気がする
政府を信頼しているんじゃなかったのかクロコダイル...!
そう思えば、ルフィたちがVIPルームへ案内されている
「びっぷ？ビップってなんだあ！？」
『待って、こんなのあからさまじゃない。入らないでルフィ！』
「こんなかにクロコダイルいんのか！」
こうも挑発されると、逆に信憑性が高くなってゆく
『いるかもしれないけど、自分が不利になるようにしてあるに決まってる！』
カジノ自体が水に囲まれた構造にしてあるのも、能力者に対する対策なんだろう
店に入る前ほんのり海水の潮の香りがした、小賢しい罠の数々が無性に腹が立つ
「中にクロコダイルがいんなら、中に入ってぶっ飛ばすまでだ！！」
ルフィは真っ直ぐと長い一本廊下を進む
自分からは走ってくるスモーカーしか見えないが、どうやら立て看板があるようで、分かれ道を左に行くと「VIP専用」右に行くと「海賊専用」と書いてあるようだ
『ふざけてんのか！』
クロコダイルに怒りの肝を逆撫でされているようで、怒りが止まらない
「VIPなら左だぞ」
「ばか、俺たちゃ海賊だぞ」
「あぁそうだな」
『(もうどっちでもいいから足を止めてよ)』
感情的になり過ぎたのか、少し酒が回ったような感覚になる
『(酔う....)』
自分は連れていかれるままなわけだが、ルフィたちは海賊たちの方へ曲がったようで、行き止まりだったようだ
なんだ、迷路にでも招かれたのか？！
そう思った途端、急に足元の扉が開きひどい浮遊感が襲う
「何がどうなってるんだ...!」
『私の方が知りたいわよ....』
私たちはこうして、まんまと落とし穴に落ちるのだった
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海菱(プロフ) - 3DSより文字を打ち込んでマス！！(・∀・) (2022年12月13日 0時) (
レス) id: 4fbb4e8f5b (このIDを非表示/違反報告)
海菱(プロフ) - えなさん» イラストまで褒めていただいてこの上なく幸福でございます。涙。これからも頑張りますね涙 (2022年6月13日 21時) (レス) id: fdb9db6083 (このIDを非表示/違反報告)
海菱(プロフ) - えなさん» ありがとうございます！！ありがとー！って叫びました。モチベが上がります涙涙 (2022年6月13日 21時) (レス) id: fdb9db6083 (このIDを非表示/違反報告)
えな - イラストもめっちゃ上手です！ (2022年6月13日 16時) (レス) id: c06f6fba38 (このIDを非表示/違反報告)
えな - こういう系の主人公好みです！設定も最高だしスモやんの相棒なのがものすごく良いです！ (2022年6月13日 16時) (レス) @page5 id: c06f6fba38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナツ | 作成日時：2022年6月2日 23時
