検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:11,086 hit

ページ35

.



『っ…ふ、ゆぅっ…。』


「A…っ。」


佑はまるで、Aの喜ぶのを分かっているように肌と触る。体の芯から熱くなるようで、頭がくらくらとする。


BL漫画を見てるのと比べ物にならないくらい、ぐちゃぐちゃで刺激が強過ぎる。


「えろっ。」

『ゆう…もぅ、ゃ、め…。』

「やめねぇ…よっ。」


獣のような瞳にトクリと胸が高鳴る。
恥ずかしくて、涙が溢れてくる。
佑は涙に気づくと、突然激しくなって耐えられなくなった。


『っん…あ、ぁッ!』


襲われる強すぎる快楽に情けない声を上げ、果てた。

本当に恋人同士のようで、まるで愛されてるように感じてしまった。

肩で息をしながら、佑を見上げた。

『…っも…、いや。こんなの恋人みたいで、恥ずかしいっ…。』

腰をさらりと撫でて、余裕そうに佑は返す。

「じゃあ、恋人になればいい。

俺はAのこと好きだから。」

『ん、……は、は…?』

急すぎて頭が回らない。ささっと佑から離れて、床にへたりと座り込む。
好き?俺のことが。
いつから、想ってたの。我慢してたの。

てか、そんなことより

『ちょ、ちょっと順序が可笑しくない…か…?』

そ、そういうのは付き合っていい頃合いにするものなんじゃないの。

「…Aがえろいから。理性もたなかった。」

『えろいって…俺、何もしてない……。』

「顔。」

『えっ。』

俺、そんなRな顔してるの。考え込んでいると、佑がさりげなく聞いてきた。

「Aは俺のこと好きか?」

勿論、恋愛対象としてということだろう。

『好き…だと思う。』

正直に言えば抱かれたから意識した。ということ。
でも、恥ずかしかったし、嬉しいとも思った。うつむいて、きゅっと拳を握る。

「もっと惚れさせるから。よろしく。」

俺に近付き、顎を掴むとまるで王子様かなにかのような綺麗な微笑みを見せて、俺に短いキスをした。

『俺、クリボッチ卒業だ。』

「A、処女卒業。」

お互いにぼーっと賢者タイムに浸っていた。

『シャワー借りていい?』

「…俺も行く。」

『なんでだよ、変態。』


.

↓→←Best friend【大手裏剣】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
設定タグ:男主 , 集団合作 , 合作 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:男主クリスマス合作企画 x他2人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年11月11日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。