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第二十話 ページ23

デートだから、とちょっと小綺麗な白色のワイシャツに腕を通す。

タイトな黒ズボンを履いた後、ジャケットを羽織った。


「Aさん、準備できたー?」


玄関から裕翔の明るい声が響く。

どれだけ楽しみなんだと苦笑しながら、尻ポケットに財布を突っ込んだ。



『待たせたな』


玄関で待機していた裕翔の頭を撫でる。

「可愛い」と髪にキスすれば、ふるりと恥ずかしそうに彼は小さくなる。


「あ、A、さんの、服……」


少し俯きながらこう言う裕翔に俺は首を傾げた。


『ん、変か?』

「い、いや、ちがっ。

その……、カッコいいなー、って……」


もにょもにょと語尾を濁す。

顔を下に向けることで顔を隠そうとしているんだろうけれど、耳がほんのりと赤い。

隠せてないんだよなぁ、とそれにまた愛おしくなる。


『ふは、ありがとうな』

「う」

『行こうか』


彼の手を取る。

いきなりのことに驚いたような顔を向けてくる彼に、俺は笑って。

その指と指をゆっくりと絡めるのだ。

***→←第十九話



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空弥(プロフ) - 桜坂さん» わああああ、よきですよきですっ。電車でイチャイチャしてるところめっちゃ書きたいです……。ありがとうございます、更新ゆっくりですが、お付き合いいただけると嬉しいです (2018年11月10日 21時) (レス) id: 87c9fca00c (このIDを非表示/違反報告)
桜坂(プロフ) - 以前コメントさせて頂いたものです!デートの案なのですが遠出して海を見に行くなどもいいのではないでしょうか?電車の小話とかも出来ますし、それとこれからもゆっくり頑張ってください (2018年11月7日 19時) (レス) id: 96c3d36cf4 (このIDを非表示/違反報告)
蒼紫(プロフ) - 希羽(  ̄▽ ̄)さん» 18↑のほうに書いてます。オブラートに包んでないので(汗)18になってからまた読みに来てください! (2018年9月9日 14時) (レス) id: 87c9fca00c (このIDを非表示/違反報告)
希羽(  ̄▽ ̄) - 第17話の間の話って、18↑ですか? (2018年9月9日 12時) (レス) id: 0d606e3b63 (このIDを非表示/違反報告)
希羽(  ̄▽ ̄) - もう最高ですぅぅぅ、、、。  私まだ18↑読めないんですよね、、、、。残念過ぎます、あと何年だろう。 (2018年9月9日 12時) (レス) id: 0d606e3b63 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空弥 x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年8月24日 21時

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