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眉間に皺を寄せて、低い声で罵る。
それでもリューグナーはけろりとした顔をしていた。
「別に俺が良いっていってるんだし構わないでしょ?
カイが首を縦に振れば後はそれでいいのに」
「……良いって言うわけない」
何度罵っても、何度問い詰めても、リューグナーはここにやって来る。
来るたびに返答のスキルを上げてくるため、そろそろ追い返すのも面倒になってきた。
……俺にそうやって変な方向にでも執着してくれるのも、そう嫌では無くなってきたのもあるけれど。
「はー……、じゃあ、取り敢えず上がっていけ」
「抱いてくれるの!?」
「馬鹿か。
飯だけなら出してやるから食ってけ」
「えー?
……酸っぱいの、ヤだよ」
「注文多いな」
リューグナーを部屋にあげる。
フードを払ったその顔は端正で、その瞳に吸い寄せられそうになる。
「……自分の身体ぐらい大事にしろよ」
人のことを言えない身でありながらもそう呟いて、彼をリビングに案内した。
――
リューグナーくんとの絡みってこんな感じかな、と
辛口を少なめにしましたが、やっぱり口悪いですねうちの子((
お借りしてる身なのに申し訳ないです(汗)
次はもう少し優しく接してあげるよう努めます……!
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←抱く側と抱かれる側(リューグナーくん)
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蒼紫(プロフ) - アンビさん» レス遅くなってすみません(汗)マジですかwwじゃあ次回からもうちょい毒足していきますね!ww (2018年9月12日 23時) (レス) id: 87c9fca00c (このIDを非表示/違反報告)
アンビ(プロフ) - リューグナーとの絡みを書いて下さり有難うございます!カイくんは辛口なところも魅力の一つなのでリューグナーにはもっと辛口でも良いですよ!奴はめげないので! (2018年9月4日 19時) (レス) id: ab84f8b68c (このIDを非表示/違反報告)
蒼紫(プロフ) - 兎人さん» こんな感じでしたか、ありがとうございます!絡みのシーンも書きたかったんですけど先にこっちが浮かんじゃったので(汗)こちらこそ使わせていただきありがとうございました! (2018年9月4日 7時) (レス) id: 87c9fca00c (このIDを非表示/違反報告)
兎人(プロフ) - 確認しました!また載せておきますっ!m(_ _)m()幸人、正にこんな感じです…!出会い話嬉しいです…色んな意味で本当にありがとうございます…!!() (2018年9月4日 7時) (レス) id: 0e4ec76931 (このIDを非表示/違反報告)
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