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#27 ページ28
私は言葉に詰まった。春君は私の事心配していたことを。
『大丈夫だよ？私は…』
「ほら、いつも”大丈夫”って言う…」
『…』
言うこともできなくなった。
『俺に相談してください』
「え…？」
『俺からのお願いです。約束ですよ？』
「あ…うん…」
「いやっ」って本音を出さず断らずに終わってしまった。してはいけない約束をしてしまった。
春君と一緒に帰って色々と話した。道が分かれる私と春君はそこでばいばいした。
家に帰ると、自分の部屋でゆっくりと涙を流した。一つ一つ涙が落ちる。
泣くのをやめたいときは好きな曲を聴き、心を落ち着かせた。
すると、一件のメッセージが来た。春君だ。
「「電話してもいいですか？」」
私は返事で、「「ごめん、今日は用事で無理なの…ごめんなさい…」」っと返信した。
携帯を閉じると、ベットで寝転んだ。
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作者名：松陰嚢 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=karahuru041
作成日時：2023年12月28日 15時
