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#25 ページ26

知らない家に連れてかれてしまった。周囲を見渡すと、誰もいなくて灰谷さんのお二人しかいなかった。

何をされるのか分からない為、警戒を強める。


「Aさ〜、ヤク中の事どう思ってんの〜?」

『え?』

「ヤク中がAの事ばっかり考えすぎて、おかしくて〜」


もしかして、私の事思っているの?それに対して私は…三途さんのこと考えていなかった…。

死ぬことだけで夢中になって…。最低だな…、私って。


「A?」


声をかけられても私は聞こえなかった。


「おい、A?聞こえるか?」

『あ、すみません…、あの今三途さんは体調など大丈夫ですか?』


そうすると、灰谷さん達はコソコソと話していた。


「言いずらいけど、ヤク中横腹に銃が撃たれてしまって、今寝ている」

『え…?そんな…』


私は驚いてしまった。三途さんは撃たれてしまって死んでしまった事を_。

私は涙を流してしまった。隠すように手で覆う。


「A違うんだ」

『触らないで!』


私は灰谷さんの手を叩き外へ走り出ていった。


「あーあ、兄貴の言い方でA勘違いしたじゃん…」

「…」

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作者名:松陰嚢 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=karahuru041  
作成日時:2023年12月28日 15時

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