車で轢いた女は片思いの人だった - 【三途春千夜】 (ページ24)

今日:14 hit、昨日:17 hit、合計:18,530 hit

#23 ページ24

ゆっくり、目を覚ます。私はスマホで何時なのか時計を見る。

”15時48分”

私は寝すぎたなっとため息をつく。ゆっくり、起き上がるにつつ怠さは感じる。

『凄く体怠いし…頭痛い…』

寝すぎの原因で頭痛が起こってしまった。

もう…何なのよ…。私は頭痛の薬を一粒口の中にいれ、水と一緒に飲んだ。

『(もう嫌だ…いちいちこんな事してめんどくさい…いっそ、死んだら楽になれるに違いない)』

また考えてしまった。死のうとする考えを…彼の言った言葉はもう、記憶の中から戻らなかった。

そっか、いっそ死ねば体の怠さや痛みなど感じなくなるんだ。

じゃあ、どのように楽の死に方をしようかな？痛みや苦しむものは流石に避けよう。

でも、その前にやり残すことをしよう。

充電をしていたスマホを取り、検索する。

”楽な死に方”

調べたけれど、ピンとこなかった。

『はぁ…流石にインターネットってあまり、楽の死に方のサイト無いか(笑)』

ベットに倒れこむ。瞳を閉じて、空気を吸う。

すると、インターホンが鳴る。

スマホの注文とかしてないけど、いったい何だろう？

玄関に向かい、隙間の穴から覗くと信じられないほど私は驚いた。