車で轢いた女は片思いの人だった - 【三途春千夜】 (ページ21)

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スマホを取り、春千夜のLINEをブロックにする。

家に帰り、鍵を開ける。私は思いっきりベットに飛びかかる。

大きな涙を流す。何で嫌いっと言ってしまったのか、本当は嫌いではないのに嘘を言ってしまった後悔が…。

私は感じた、もう三途さんに顔を合わせないでおこう。きっと、その方が楽になると感じるから。

私はきっと死の方へ進もうと思う。だって、私を轢いたとき助けてくれた。私は生きれた。

でも、次は無い。誰もいない孤独なところで死のうと思う。

私は『ありがとう…』っと彼の顔を想像し、ゆっくりと瞼を閉じゆっくり、暗闇の中に落ちていった。

三途春千夜side

「ヤク中元気なくなーい？♡」

「黙れ糞谷」

「Aに嫌われたのか？」

「黙れ」

Aと喧嘩したのか？っとか、別れたのか？などうるさい質問しかしてこない。

スマホを確認しても、AのLINEを開いてもブロックはされているし、灰谷はうざいしムカムカする。

すると、俺のスマホを取る、糞谷。

「ALINEブロックされてるー(笑)」

「黙れ糞谷くたばれ」

スマホを取り返すと、「もしかして、Aヤク中から離れていったんじゃない？♡」そう言うと、銃を向ける。

「そんなことねぇーし💢喋んな💢」

「三途、任務だ」

「あ？任務行くのは糞谷共だろ？」

九井が言うなら…

「灰谷は灰谷で書類がたまっている。だから、三途に頼んだ」

「ヤク中俺らのために頑張れー(棒)」

小さく「ッチ」っと舌打ちをする。そして俺は任務に向かった。