３５．知らない【貴方】 ページ35
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その後、コンタミとらっだぁも当番の時間らしく各自解散した
私は引き続き見回り中
すれ違う人が私の怪我を見て驚くが気にしてはいられない
真顔で歩いていると不意に服の袖を引っ張られた
振り返ると小さな男の子が私の服を掴んでいた
男の子の視線に合わせるためしゃがみ、どうしたのか聞けば
「お姉ちゃん、痛そうだから…さっき取った景品あげる！！」
そう言って渡してきたのは確か、３-Ａでやってる射的の景品である飴
男の子の後ろではお母さんらしき人がニコニコと笑っている
『良いの？これ、君が頑張って取ったんでしょ？』
「…うん、でもお姉ちゃんに食べてほしい！！！この飴はね、痛い所を治してくれるの！！
だから…お姉ちゃんの怪我が早く治りますように！」
…
『ありがとう。君は優しいね』
「んへへ…」
笑顔で頭を撫でてあげると嬉しそうな顔をした男の子
子供はやはり可愛い。私は何気に好きな方だ
ばいばーい！と私に手を振り、去って行く男の子に私も笑顔で手を振った
「お前、そんな顔できたんだな」
『……なんだ、レウ。冷やかしなら殺すぞ』
関わると面倒くさそうなので歩き出すと何故か横を歩くレウ
レ「物騒過ぎるだろ…
ただ、Aが優しい顔をするのは珍しいな〜と思ってさ」
『私だってそういう表情をする時もある。人間だからな』
レ「…なら、らっだぁにもしてやれば？明らかな好き好きオーラ出してんだから」
『彼奴の告白なら断った。体育館の入口でしていた喧嘩の内容は聞こえていたはずだが…』
レ「まぁ…あんなバカでかい声で話されたらね……
………なんでダメなの？あんまり言いたくないけど、彼奴は普通に良い奴だろ」
『良い奴だから付き合うと言うのはイコールにならない
それに彼奴の為にも私を選ぶのは間違っている
だからどんなに彼奴が私好みになろうとも私は彼奴の告白を受け入れる気は無い』
レ「……それってさ、お前はどうなの？」
『…何が言いたい』
レ「らっだぁがどうとかは置いておいて…お前はらっだぁをどう思ってんの？」
…私にとってらっだぁは…
��ら「見て!!ちょうちょ!」��
��ら「A!!この猫飼いたい!!…ｸｼｭﾝｯ…アレ、…なんか痒くなってきた…」��
��ら「Aがいるなら大丈夫!!」��
��ら「…A、ずっと前から好きだったんだ」��
知らない
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無名(プロフ) - あやのさん» コメントありがとうございます。返信が大変遅くなってしまったこと謝罪申し上げます。私共の作品を読んで頂けるだけでなく好いて頂けるということに大変感銘を受けております。本当にありがとうございます。 (2021年3月7日 2時) (
レス) id: 4fadcecdf1 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 待って、この作品めちゃめちゃ好きです…！！！ (2020年9月20日 13時) (レス) id: f37d64b2a5 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - かなづきさん» 此方としては画面越しではあるものの人と話せてとても楽しいですよ。むしろ自分の方が毎回返事を頂いてしまい、申し訳なく思えます。了解です。最近少し遅れ気味ではありますが、なんとか合間を縫ってちょこちょこ書かせて頂いてます。かなづきさんもお気を付けて (2020年8月30日 12時) (レス) id: 4fadcecdf1 (このIDを非表示/違反報告)
かなづき - 無名さん» なんかいつも返事してもらってすんません、、ここらでしめましょうか。 無名さん流石の更新速度ですね、、尊敬します。かといって面白くなるなる訳でも無いし、、、凄いです、、、今は新型コロナも流行ってるので、体に気をつけて、無理せず頑張って下さい！ (2020年8月30日 9時) (レス) id: e181100514 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - かなづきさん» そうでしたか。もし思い出したくない過去であった場合、無知とは言え踏み込んでしまったことを心より謝罪申し上げます。頭の固い人間で申し訳ないです…、もう少し柔和に考えられるよう精進したいと思えました。ありがとうございます (2020年8月30日 1時) (レス) id: 4fadcecdf1 (このIDを非表示/違反報告)
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