大キライ。大好き。-JUNGKOOK-

お泊まり?!　8 ページ45

─

時間はどんどん過ぎ、
時計がさすのは10時前。

歯磨きして、
グクのベッドにちょこんと座る。


グクはあんなこと言ってくれたけど、
やっぱり
ハヨンちゃんの一言が、
まだ頭から離れない。



ガチャ

グクが部屋に入ってきた。

私の横に座る。


JK『ちょ、聞いて(笑)


　 こないだスホ先生がさぁ』



グクが楽しそうに話すけど、
ハヨンちゃんの声が
リピートされるから、
全く話に集中できない。




JK『って、A？
　 聞いてるー？？』



『ご、ごめん！

　ぼーっとしてた！』



JK『あ、わかった。

　 A、ほんとに
　 考えてたこと言ってみ？』



考えてたことって…(泣)

えーい。←




『グクは私のものでしょ？』



グクの服を掴んで、
自分の方に引き寄せる。


ちゅ。


グクの唇に一瞬触れた。



JK『……////

　 不意討ち、反則』


グクの顔が真っ赤になってる。


『好き、グクが好き。』




JK『俺もAが好き』



腰に腕をまわされて、
優しく、お互いの唇が触れる。


少し目を開けると、
いつもは肩ごしに見る
グクの顔。

目をつむるグクが
すごく色っぽく見えて、
また心拍数が上がる。



JK『A』

唇が離れた瞬間、
名前を呼ばれて目を開ける。



視線が交差する。



またグクが唇にキスを落とす。

角度をかえて、
どんどん甘く、深くなる。


『……んっ…』



息できなくて、
口を開く。

それと同時に、
口の中に生暖かいものが
入ってきた。



それがグクの舌ってことは
確認しなくてもわかった。



『……んっ…………んぅ』



どんどん深くなるキス。

こんなキス、始めてで。
頭がくらくらする。


胸板を叩くとはなれるグクの唇。



JK『持ち物には
　 名前書かなきゃ』


そう言って、
私の首にキスするグク。

『え？』

JK『Aは俺のものでしょ？
　 だから、俺のって印

　 Aもして？』

『何を？？』


またグクにため息をつかれる。


JK『知らなくていいから、

　 俺の首にキスしろ』


『こ、こう？』

ちゅっ。


JK『首にキスして吸うの』


グクのいう通り、
少し吸ってみる。



唇を離すと
グクの唇に小さな赤い跡。


『なにこれっ？！

　ごめん！！
　グク、怪我してる！』



JK『だーかーらー。
　 それでいいの。

　 同じの、Aにも
　 キレイについてるよ？』



『え、ちょ！

　何したのよ！(泣)』



ごつん。
また頭をぶつけられる。

…痛い(泣)



JK『ぱぼ。』

お泊まり?!　9→←お泊まり?!　7

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す