ふたりの気持ち ページ30
─────
『おじゃまします』
JK『あ、今誰もいないよ
段差気を付けて』
ほら。
こんな時まで優しいから。
もっと消せなくなるの。
二階まで上がって、グクの部屋に入る。
JK『テキトーに座りな？』
テキトーっていっても…
どこ？
わかんないから
いつも通り、グクのベッドに座った。
横にグクも座る。
JK『昼休みの続き』
『…うん』
グクが私の指に自分の指を絡ませる。
また心臓が跳ねる。
もう、どうなっても後悔しないって
決めたから。
受け止めるって決めたから。
『ねぇ、グク』
JK『ん？』
『グクがいちばん、昔から
私のこと理解してくれてる。
グクがいちばん、昔から
私のこと理解してくれてない。』
JK『なんで
そんなん、
俺だって一緒だし』
『グクがわかんないよ
グクにとって私は
“幼馴染み”でしかないんでしょ？
そういい終わる前に、
急に体が ふわっ とした。
同時に景色が真っ暗になる。
JK『俺、
ガキの頃から初恋したまんまだけど。
物心ついた頃から
ずーっとお前しか見てねぇのに。
Aと昔からずっと一緒にいる分、
お前を失いたくなくて。
なぁ、A
俺の“好き”とAの“好き”は
違うの？』
そういってグクは腕を緩めた。
視線が交差する。
『どうして私の気持ち、わかってくれないの
なんで私達、ずっと幼馴染みなの？
私は
幼馴染みのグクじゃなくて
ひとりの男としてのグクしか見てないの
いいかげんわかってよ』
JK『それってさ、
俺のこと、
好きってこと？』
『好き…って言ったら？』
ちゅ。
その瞬間、
私の唇に柔らかい何かが触れた。
JK『ちゃんと言って』
『…好き。
グクが好き。』
JK『俺もAが
好き』
グクはもう一度私を抱きしめる。
JK『大事にすっから。
ずっと一緒にいるから。
付き合って？』
『私でいいの？』
自分でも、
信じられなくて。
70億人の中で
君に出会えたこと。
君と小さい頃から一緒にいること。
そして、
君と想いあえる日がくること。
JK『Aがいいの』
また腕の力を緩めて、
見つめなおすグク。
『…大事にしてね』
JK『あたりまえ』
そういって、
微笑んでくれる。
───ジョングクは、
私の心を揺さぶる
天才です。
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浦島たろー。(プロフ) - しあテテさん» ありがとうございます！どんどんどぅふっちゃってください(笑)これからも応援よろしくお願いします♪ (2015年6月12日 20時) (
レス) id: 2966852d5e (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - どぅふ／／／／どぅふっちゃいましたｗ (2015年6月12日 19時) (レス) id: 9541815b74 (このIDを非表示/違反報告)
浦島たろー。(プロフ) - 西野まこさん» ありがとうございます！そう言ってくれると更新の励みになります！またご意見などあればいつでもコメントしてくださいね♪これからも応援よろしくお願いします！ (2015年6月10日 16時) (レス) id: 2966852d5e (このIDを非表示/違反報告)
西野まこ - ほんとにこの小説大好きです (2015年6月10日 16時) (レス) id: bdca8a9499 (このIDを非表示/違反報告)
浦島たろー。(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります♪提案などあればいつでもコメントしてくださいね♪ (2015年6月7日 21時) (レス) id: 2966852d5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：浦島たろー。 | 作成日時：2015年5月25日 19時
