ありがとう ページ18
ひたすらに走る。
１秒でも、
思い出を減らすために。
─────
『オ・セフン！！
ちょっとこっちこい！！』
今まで出したことないぐらいの
大声でセフンを連れ出す。
SE『は？！』
と、今起きていることが
つかめていないセフン。
YJ『A！
あんた、どーしちゃったのよ！』
と、セフンと私のあとを
追いかけてくるヨンジ。
──もう、
どうにでもなれ。
腕に力がこもる。
『あんたなんかに、
彼女作る資格なんかない！！』
SE『は？』
YJ『ちょっとA？！
どういうこと！？』
『…これ以上、
ヨンジを苦しませないで。
今すぐヨンジを手放せ！！』
もう、自分が何言ってるかさえも
わかんないよ。
SE『お前には関係ない』
『ヨンジ、黙っててごめん。
セフンは
ハニ先輩とも
付き合ってるよ』
もう、どうにでもなれ。
YJ『え？』
SE『黙れ、A』
『そんなことして
目先の楽しさだけ求めて、
飽きたらもう終わり
なんてことする人、
彼女つくる資格ない
たしかにセフンは
顔も整ってるし、
一緒に喋ってると楽しいし、
スポーツもできる。
でも、
好きな人を大切にできない
セフンより
顔が整ってなくても、
スポーツができなくても、
彼女のこと大切にしてくれる人のほうが
よっぽど彼氏にむいてるよ！！』
沈黙が流れる。
『だから、セフン、ヨンj
YJ『A、もういいよ』
ヨンジに声をさえぎられる。
YJ『セフン、
今までセフンの事好きだった私が、
両想い、だって思い込んでた私が
バカだった。
もういいから。』
SE『ちょ、ヨンジ！！
俺はまだヨンジが好k
YJ『A、行こ』
『うん…』
二人でセフンから背を向けた。
─────
『ねぇ、ヨンジ
ごめんなさい
私はヨンジを傷付けたんだ。
私がいちばん悪いよ。
でもね、
セフンと思い出作っちゃうと
ハニ先輩のこと知ったところで
今以上に傷付くかなって思って…
記憶が邪魔して
頭から消せなくて
もっと辛いかなって』
YJ『Aが謝ることない
逆に、ありがと
あんたみたいな友達持てて良かったよ』
ありがとう、ヨンジ。
信じてくれて。
ありがとう、ジョングク。
勇気をくれて。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 730人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
浦島たろー。(プロフ) - しあテテさん» ありがとうございます！どんどんどぅふっちゃってください(笑)これからも応援よろしくお願いします♪ (2015年6月12日 20時) (
レス) id: 2966852d5e (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - どぅふ／／／／どぅふっちゃいましたｗ (2015年6月12日 19時) (レス) id: 9541815b74 (このIDを非表示/違反報告)
浦島たろー。(プロフ) - 西野まこさん» ありがとうございます！そう言ってくれると更新の励みになります！またご意見などあればいつでもコメントしてくださいね♪これからも応援よろしくお願いします！ (2015年6月10日 16時) (レス) id: 2966852d5e (このIDを非表示/違反報告)
西野まこ - ほんとにこの小説大好きです (2015年6月10日 16時) (レス) id: bdca8a9499 (このIDを非表示/違反報告)
浦島たろー。(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります♪提案などあればいつでもコメントしてくださいね♪ (2015年6月7日 21時) (レス) id: 2966852d5e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：浦島たろー。 | 作成日時：2015年5月25日 19時
