大キライ。大好き。-JUNGKOOK-

誰 ページ15

JM『今日はありがとう！

　 ばいばーい！』



YJ『私も帰り道こっちだから！

　 ばいばい！』





楽しかった今日も、

そろそろお別れの時間。




『うん！ばいばい！』






そういってジミン君とヨンジと別れる。





今は、グクと一緒に帰ってる。






JK『ねぇ、

　 今日言ってた好きな人って
　 誰だよ』




『だーかーらー！

　言わないっ！』




JK『えー』


そういって
ぷくーって頬を膨らませるジョングク。





…だから。

グクだってば。



JK『告白…するの？』



『誰に？』


JK『だからぁ…そいつに』





『わかんない』





JK『やだ』





『え？』


グクの言う意味がわからなくて、
思わず聞き返す。






JK『だってさ…

　 Aがそいつと付き合っちゃったら
　 俺、もうAと一緒に通学したり
　 遊んだり
　 できなくなるじゃん

　 だから、やだ』









…え。

それって…。



って！ダメダメ！
期待なんてさせないで！




『私はずっとグクと一緒だよ？』



この一言で、
私の気持ちが伝わればいいのに。




JK『ん、約束。』





なんて、
また可愛い顔して言うから。






また好きになるの。





でもね、

好きになればなるほど、

気持ちなんて言えないよ。





今の関係を失いたくない。

隣で笑うグクを失いたくない。



でもね、

ほんとは
今の関係は失って、

彼氏・彼女の関係になれば
いいのにって。


そう思っちゃう自分もいる。






私って、
ワガママだよ。

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