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オルト君はボクを持ち上げるように抱えていて、ふよふよ飛んでいる。
オルト「Aさん大丈夫？」
『う、うん、ありがとうオルト君……』
オルト「えへへ。どういたしまして！」
そっか、さっきの声はオルト君だったんだね。
っていうか、そんな小さい体でよくボクを抱えてられるな。
…………………
…………
……………ん？
『あの〜……オルト君……』
オルト「なぁに？」
『そろそろ降ろしてほしいなぁ〜……』
オルト「うーん、降ろしてあげたいのは山々なんだけどね、それは出来ないの。」
『何故？！』
オルト「兄さんがね、連れてきてって！」
『何故？！』
オルト「なんかね、兄さんがAさんとお話ししたいんだって！」
『え、珍しい……いつもボクからじゃないと話さないのに。』
イデア先輩とはゲーム仲間だけど、そんな頻繁にイグニハイド寮には行かないし、校舎で見掛けても彼から話し掛けてくることは滅多にない。
たまーーーにならあるけど、大概新作ゲームの情報とかなんだよね、あの人。
オルト君は何だか嬉しそうにしながらふよふよ飛んで移動するから、ジャミ君がどんどん遠くなる。
『ジャミくーんっ！！ありがとーーっ！！』
ジャミル「あ……あぁ……」
ジャミ君に手を振ってオルト君にそのまま運ばれる。
下で皆がやいのやいのと争っているのが小さく見える。
んふふ〜、これはこれでボクは狙われないから楽勝だねぇ♪
暫くオルト君に運ばれてると、少しづつ高度が下がっていく。
ゆっくりと地面に降ろしてくれて、木の影から覗く青い炎がチラチラと見え隠れする。
オルト「兄さん！Aさん連れてきたよー！」
『イデア先輩こんちゃーっす！！』
イデア「ヒッ！……あ、…A氏か……」
『自分から呼んでおいてその反応はかなりショックですイデア先輩。』
イデア「あわわわっ……申し訳ござらぬA氏ぃぃ……！」
木の影から出てきたイデア先輩は相変わらず顔色が悪いんじゃないくらいの青白さに、涙を浮かべて手をワタワタと動かしてくる。
先輩のこういう反応って面白くて好きだなぁ。
『イデア先輩ボクにご用って何ですかー？』
イデア「あ、や…えっと〜……用っていうかぁ……そのぉ〜……」
オルト「兄さん頑張って！」
モジモジ…モジモジ…
『……………』
うーん……身長１８３cmの男がモジモジしてるのって何だかなぁ……面白いなぁ……
。
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ミヤビ(プロフ) - 神蘿さん» リクエストありがとうございます！イベントストーリーは順次UP致しますので今暫く御待ちください！ (2020年11月26日 22時) (
レス) id: 1bc8c891e8 (このIDを非表示/違反報告)
神蘿 - リクエストです！ ゴーストマリッジ、スケアリーモンスターズの小説をお願いします。これからも更新頑張ってくださいm(_ _)m (2020年11月16日 20時) (レス) id: 7e47203457 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - 黒猫さん» ご感想ありがとうございます！沢山笑っていただけてとても嬉しいです。これからも頑張ります！ (2020年9月16日 22時) (レス) id: 1bc8c891e8 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - とびちれwwwwwレオナさんドアの開け方ww笑いが止まりませんw更新まってますっ！ (2020年9月7日 0時) (レス) id: 92bf4c121b (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - 誓雨さん» ご感想ありがとうございます！『あつまれ』の反対は何だろう？と自分なりに考えた結果、『とびちれ』になってしまいましたww笑っていただけて嬉しいかぎりです！ありがとうございました！ (2020年6月17日 12時) (レス) id: 1bc8c891e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2020年6月13日 1時
