おしくらまんじゅー (AFO)ゆゆちゃ様リクエスト ページ9
リクエスト
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(AFO side)
肌を刺すような冷たい風が吹く12月末。
年末年始に向けて買い物でもしようと思い立ち、1人で外出すること2時間経過。
ふぅ、と白い息を吐き、寒さに身を縮こませながら行き交う人々を尻目に、買い溜めた荷物を抱え直して家路に着く。
Aの父親から奪った"個性"のお蔭で体温は丁度いい。
──ピピッ……、ガチャ、
自宅のドアにカードキーを翳せば自動的に鍵が開く。
外とは違う暖かい空気が冷えた肌を温める。
重い荷物を置いて靴を脱いでいると、正面のリビングのドアが開き、小さく愛しいAが頬を染めてこちらを見ていた。
パチッと目が合えば太陽のような笑顔を浮かべて可愛い足音を立てながら走ってくる。
『せんせー！おかえりなさーい！！』
手を伸ばすAに向けて腕を広げて待ち構えれば、小さな体はすっぽりと僕の腕の中に収まる。
AFO「ただいま。お留守番ありがとう。」
『むぅ…、長かったですっ！』
AFO「ハハハッ！それは悪いことをしたね。」
もちもちの頬を膨れさせ、不機嫌なことを訴えるAに笑みが溢れてしまう。
ふとあることを思い付き、Aの背に回していた手を彼の頬へと移動させ──…、
──ぴとっ、
『ぴゃあぁぁっ！！？？』
くっつけた。
外の冷気で冷え切った手を頬に添えれば、あまりの冷たさに驚いて変な奇声を発したAについ笑ってしまう。
AFO「っ…くく、」
『つめたいっ！！つめたいぃ〜！！』
AFO「あ〜、Aの頬っぺは温かいねぇ〜。」
『やあぁーーっ！！！』
黒霧「お2人共、そこに居ては冷えますよ。」
AFO「あぁ。黒霧、荷物を頼むよ。」
黒霧「かしこまりました。」
荷物を黒霧に任せて、バタバタ暴れるAを抱え玄関より暖かいであろうリビングに移動する。
弔は部屋に籠もってるのか、リビングには居ないようだ。
上着とマフラーを脱いでからソファに座り膝にAを乗せるが、先程ので更に不機嫌になったようだ。
顔も合わせてくれない。
こういう時は……、
──ちゅ…、
『？！』
頬を掴んで無理矢理顔を向かせおちょぼ口になった唇にキスをすると、大きな目を瞬かせて次第に顔を真っ赤にさせた。
『えへへ〜！』
AFO「機嫌治ったかな？」
『ダメぇ！もっと！』
AFO「ククッ…、仕方のない子だ。」
可愛くおねだりしてくるAを抱き締め、額や瞼にもキスを落としていく。
。
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ミヤビ(プロフ) - あ。さん» あ。様コメントありがとうございます。実は…という感じで綴らせていただきました。 (1月12日 1時) (
レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！荼毘も弔も昔鬼龍君にあってたんですね！赤ちゃんの鬼龍君とか想像するだけで可愛い... (1月11日 20時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
個人情報は処罰 - はあぁぁぁぁ、、、、、、、、、、。すき…、、、、、泣きそう。 (12月14日 22時) (レス) @page29 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 疲れが弾け飛びました!!もう本当に大好きです!!あれだけの情報からこんなに素晴らしい作品を生み出せるなんて尊敬を超えて崇拝したい!!私のリクエスト題名で少し長めという言葉を見た時心臓握られたかと思いました。本当に本当に有難うございます！私の心の支えです😭 (12月2日 0時) (レス) @page21 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ様、リクエスト承りました。完成まで暫くお待ち下さい。 (11月23日 19時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年11月3日 8時
