おやつのお時間 (AFO) ページ6
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(AFO side)
我が家では午後3時になると必ずおやつが出てくる。
以前まではそんなもの無かったのだが、Aが来てから毎日欠かさず出すように僕が黒霧に指示を出した。
殆どは買ってきたお菓子を出すことが多いが、最近はAが料理番組で学んだケーキやらクッキーやらを作ってくれる事も多々ある。
本人としては料理そのものが嫌いではないらしいのだが、いつもキッチンに立つあの子を少しでも楽させてたやりたいとも思ってしまう。
──ドサッ！
AFO「……ふむ、中々の量になったな。」
黒霧「お帰りなさい先生。買い物に行かれてたのですか？」
AFO「あぁ、ちょっとスーパーに。」
黒霧「珍しいですね。しかもお菓子の材料ばかり…。」
AFO「今日のおやつは僕が作ろうと思ってね。
いろいろ見てたら買い込んでしまったよ。」
黒霧「…………………えっ？！」
現在２時。
今日は僕がおやつを作ろうと思い立ち、スーパーへと出掛けていた。
久々に行ったから少し疲れてしまったが、これからが気合いの入れどころだ。
僕がキッチンに立つことに驚いた黒霧は若干引き気味にこちらを凝視してくる。
黒霧「あ、あの…、一体何を作られるのですか？」
AFO「ん〜…、無難にホットケーキかな。」
黒霧「ホットケーキ…、」
AFO「何か問題でも？」
黒霧「いえ！」
わかってるさ黒霧。
こんな滅多に料理などしない図体のデカい男がホットケーキなんて可愛らしいもの作るんだ。
君が驚くのも無理はない。
そういえば僕のエプロンが無かったな。
ついでに買ってくればよかったけど、今更どうしようもないか。
さて、じゃあ作ろうかなと思った時。
──とととと、
『おーやーつ♪おーやーつ♪………あれ？』
軽やかで愛らしい足音とご機嫌に歌いながらリビングに入って来たAは、僕を見るなりキョトンとして首を傾げた。
…かと思ったら、突然抱き着いて甘え始める。
なんて可愛いんだろうか。
AFO「A、今日のおやつはホットケーキにするからね。」
『ホットケーキ！』
AFO「今から作るからちょっと待っててもらえる？」
『先生が作るんですか？』
AFO「そうだよ。」
『僕もお手伝いします！』
AFO「ありがとう。気持ちだけ受け取っておくよ。
でも今日は僕がAの為に作りたいんだ。だから待っててね。」
『僕のために…？』
Aはすぐに意味を理解して、花が咲くような笑顔を見せた。
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ミヤビ(プロフ) - あ。さん» あ。様コメントありがとうございます。実は…という感じで綴らせていただきました。 (1月12日 1時) (
レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！荼毘も弔も昔鬼龍君にあってたんですね！赤ちゃんの鬼龍君とか想像するだけで可愛い... (1月11日 20時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
個人情報は処罰 - はあぁぁぁぁ、、、、、、、、、、。すき…、、、、、泣きそう。 (12月14日 22時) (レス) @page29 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 疲れが弾け飛びました!!もう本当に大好きです!!あれだけの情報からこんなに素晴らしい作品を生み出せるなんて尊敬を超えて崇拝したい!!私のリクエスト題名で少し長めという言葉を見た時心臓握られたかと思いました。本当に本当に有難うございます！私の心の支えです😭 (12月2日 0時) (レス) @page21 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ様、リクエスト承りました。完成まで暫くお待ち下さい。 (11月23日 19時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年11月3日 8時
