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爆豪「……ンな顔して……、祝い事の話進めるな。」
緑谷「っ、」
かっちゃんに指摘された途端、目頭が熱くなり鼻がツンと痛くなる。
僕の手やテーブルにポタポタと落ちる透明な雫で、自分が泣いてることを漸く理解した。
緑谷「うっ…、」
一度意識してしまうと止め処なく涙が溢れて嗚咽も漏れ出す。
グチャグチャな感情を整理したいのに、今はそれすらも許されないくらい余裕がなかった。
上鳴「緑谷ぁぁっ！！そうだよな！！ずぅーっと好きだったんだもんな！！
今は泣けっ！！目一杯泣いて吐き出せ！！なっ！！」
切島「そうだぜ緑谷っ！！俺達はお前等の今の気持ちを痛い程わかってる！！
ここで思っきし発散させてスッキリしようぜ！！」
緑谷「っ、ぅんっ…、うんっ、ありがと…、」
爆豪「………ずっ…、」
上鳴「かっちゃぁぁぁん！！お前も泣いてんのかよぉぉぉ！！！
やめてよもらい泣きしちゃうだろぉぉぉ！！！」
爆豪「うるせぇわっ！！アルコールのせいだこれは！！！」
切島「もう呑んで呑んで呑みまくろうぜ！！
今日は2人の傷を癒やす呑み会だっっ！！！」
緑谷「う"あ"ぁぁぁっっ！！Aぐーーんっっ！！！
大好きだよぉぉぉ〜〜〜っ！！！」
上鳴「緑谷ぁぁぁ〜〜っ！！！」
爆豪「テメェ等ちっとは静かにしろや！！近所迷惑だろうがっ！！！」
切島「いやお前もなっ！？」
隣人「うるせーぞっ！！！今何時だと思ってんだ！！！」
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──結婚式終了後、
僕は結婚式の余韻に浸りながら、かっちゃんと一緒に夜道を歩く。
6月に滞りなく結婚式が行われ、A君と小大さんは夫婦となった。
懐かしい人達に御祝いされる2人の幸せそうな顔は、結婚式が終わってからもずっと脳裏にこびり着いている。
緑谷「……A君…、タキシード格好良かったね。」
爆豪「……、」
緑谷「あんな幸せそうな顔…見たことなかったな。」
爆豪「……、」
緑谷「ねぇ、かっちゃん…、」
爆豪「黙ってろ。」
緑谷「…………ごめん。」
一歩先を行くかっちゃんの背中に、小さく謝る。
かっちゃんだって僕と同じ気持ちなんだろうな。
……あぁ、また泣きそう…、
緑谷「……ぐすっ…、」
爆豪「……これからクソ髪とアホ面が家に来る。
テメェも来い。二次会やんぞ。」
緑谷「………うんっ…、」
かっちゃんの優しさが…、身に沁みた。
「「──さよなら、初恋の人…」」
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ミヤビ(プロフ) - あ。さん» あ。様コメントありがとうございます。実は…という感じで綴らせていただきました。 (1月12日 1時) (
レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！荼毘も弔も昔鬼龍君にあってたんですね！赤ちゃんの鬼龍君とか想像するだけで可愛い... (1月11日 20時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
個人情報は処罰 - はあぁぁぁぁ、、、、、、、、、、。すき…、、、、、泣きそう。 (12月14日 22時) (レス) @page29 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 疲れが弾け飛びました!!もう本当に大好きです!!あれだけの情報からこんなに素晴らしい作品を生み出せるなんて尊敬を超えて崇拝したい!!私のリクエスト題名で少し長めという言葉を見た時心臓握られたかと思いました。本当に本当に有難うございます！私の心の支えです😭 (12月2日 0時) (レス) @page21 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ様、リクエスト承りました。完成まで暫くお待ち下さい。 (11月23日 19時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年11月3日 8時
