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トガ「あ！A君お急ぎですかぁ？」
『あのね！あのね！王様に呼ばれたの！』
Mr.「そいつは大変だ！ささっ、おじさんが遠くに飛ばしてあげよう！」
『ありがとミスター！』
死柄木「は？飛ばす？」
大きな耳をピコピコ動かすAにコンプレスが手を翳すと、シュルッと"個性"でビー玉にされた。
そしてビー玉を空に放り、トガは何故かどデカいティーカップソーサーを持ってバッターの構えをした。
………まさか、
トガ「ホームラーーンッ！！」
──カッキーーーン！！
死柄木「おおおおいぃ！！！？？？」
イカれ女やりやがった！！
Aはそのまま遠くへ遠くへ飛ばされ、キラーンと星になって空に消えていった。
Mr.「あれならすぐに城に着けるな〜！」
死柄木「じゃねぇだろ！！死んだらどうすんだ！！」
Mr.「そこは王様がうまくやるさ！
……んじゃ、気を取り直して〜〜！！」
「「なんでもない日おめ〜で〜と〜〜〜〜〜♪」」
死柄木「……………、」
スピナー「クッキー食うか？」
死柄木「いらねぇ。」
もうコイツ等のテンションについていけねぇ。
そう思った俺は、すぐにこの場から離れてAが飛んでいった方へと急いだ。
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死柄木「………迷った。」
どんだけ広いんだよこの森は。
歩けど歩けどヘンテコな木ばかりで全く抜けられる気がしない。
Aの奴、あんな小さい体で怪我してないといいが……、
荼毘「何だお前、迷ってんのか？」
死柄木「！！………荼毘かよ、驚かせんな。」
荼毘「あ？俺のこと知ってんの？」
死柄木「………あ〜、めんどくさっ、」
木の上から声をかけられたかと思えば、猫耳尻尾を生やして太い枝に寝そべる荼毘がいた。
コイツもアイツ等同様俺のことは知らないようだ。
死柄木「おい、Aを見なかったか？」
荼毘「A？あの仔兎か？」
死柄木「そう。なんか城に行くとか言ってたんだけど、俺城の場所知らねぇし。」
荼毘「ふぅ〜ん……、」
荼毘は怠そうにしながらふよふよ浮いた尻尾で、ある方角を指した。
つかその尻尾脱着可能なのかよ気持ち悪い。
荼毘「城はあっち。」
死柄木「あっそ。じゃあな。」
荼毘「……あんま仔兎にちょっかい出すなよ。
王様のお気に入りだからな。」
死柄木「お前に言われたくねぇんだけど。」
しょっちゅうAにちょっかいかける奴に中指を立て、俺はすぐに城の方に向かった。
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ミヤビ(プロフ) - あ。さん» あ。様コメントありがとうございます。実は…という感じで綴らせていただきました。 (1月12日 1時) (
レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！荼毘も弔も昔鬼龍君にあってたんですね！赤ちゃんの鬼龍君とか想像するだけで可愛い... (1月11日 20時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
個人情報は処罰 - はあぁぁぁぁ、、、、、、、、、、。すき…、、、、、泣きそう。 (12月14日 22時) (レス) @page29 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 疲れが弾け飛びました!!もう本当に大好きです!!あれだけの情報からこんなに素晴らしい作品を生み出せるなんて尊敬を超えて崇拝したい!!私のリクエスト題名で少し長めという言葉を見た時心臓握られたかと思いました。本当に本当に有難うございます！私の心の支えです😭 (12月2日 0時) (レス) @page21 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ様、リクエスト承りました。完成まで暫くお待ち下さい。 (11月23日 19時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年11月3日 8時
