可愛い弟の意外な一面 (死柄木弔) ページ5
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(死柄木 side)
これは、連合に荼毘達が入って間もない時の話。
昼飯を食い終わった昼過ぎ。
あまりにも暇だった俺は、トランプタワーを作りながら食器を洗うAにちょっとした質問をしてみることにした。
死柄木「Aってさぁ…、」
『はい？』
死柄木「先生のこと大好きじゃん。」
『はい。』
死柄木「もしさ、」
『？？』
死柄木「先生にマジな女がいて、Aと今の関係切るって言われたらどうする？」
『………、』
俺の質問に黙り込んで皿を洗う手を止めたAを俺はトランプタワーの隙間越しに覗き見る。
長い髪のせいで表情があんま見えないが、やっぱ例え話でも結構キツイのか？
死柄木「…なぁ、どうすんの？」
『…………ます、』
死柄木「え？何？」
『……女を殺します。』
死柄木「──、」
『もし先生がそれを拒むのであれば、先生を殺してから僕も死にます。』
死柄木「……、」
『あ、でも先生がそう簡単に死ぬわけないんですよね…。
それも失敗したら、先生のトラウマになる形で惨たらしく死んで、先生の記憶の中で一生涯生き続けます。
ん〜でもゆっくり時間かけて体の一部を送り付けるのも悪くないかも…。
死んでも僕を忘れないようにする為に。』
死柄木「……、」
少し顔を上げたAの目に光は宿っていない。
メッチャ病んでる顔だ。
ヤバいヤバいヤバい。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
うちの子メッッッッチャ怖過ぎる。
『──あっ！もうこんな時間！！
そろそろタイムセールが始まるんで、買い物行ってきますね！！』
死柄木「…ぉ、お、」
パッ！といつもの表情に戻り、慌ただしくアジトを出て行ったA。
静まり返った室内は妙に重苦しく、いつの間にか崩れたトランプの散らばったカウンターに突っ伏した。
まさかAがあんな顔すると思わなかった…。
かなり肝冷えたっつーか…、言ってることも怖いし背筋凍るわあんなん。
AFO《──僕も愛されてるなぁ。》
死柄木「歪んだ方向でな。」
AFO《──因みに僕は、相手を殺してAの記憶からも抹消する選択をするね。》
死柄木「さっきのがヤバ過ぎてそっちの方が可愛く思えてくるわ。どっちみち異常だけど。」
AFO《──僕達はお互いに依存してるからね。》
死柄木「バカップルうざ。」
いや、もうバカップル通り越してるか。
なんか可愛いAの意外な一面見られた気するけど…、
もうこういう話題は振らないでおこう。
。
おやつのお時間 (AFO)→←凍てつく心に春の陽射し (外典)ゆっこ様リクエスト
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ミヤビ(プロフ) - あ。さん» あ。様コメントありがとうございます。実は…という感じで綴らせていただきました。 (1月12日 1時) (
レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！荼毘も弔も昔鬼龍君にあってたんですね！赤ちゃんの鬼龍君とか想像するだけで可愛い... (1月11日 20時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
個人情報は処罰 - はあぁぁぁぁ、、、、、、、、、、。すき…、、、、、泣きそう。 (12月14日 22時) (レス) @page29 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 疲れが弾け飛びました!!もう本当に大好きです!!あれだけの情報からこんなに素晴らしい作品を生み出せるなんて尊敬を超えて崇拝したい!!私のリクエスト題名で少し長めという言葉を見た時心臓握られたかと思いました。本当に本当に有難うございます！私の心の支えです😭 (12月2日 0時) (レス) @page21 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ様、リクエスト承りました。完成まで暫くお待ち下さい。 (11月23日 19時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年11月3日 8時
