悪戯も程々に ページ6
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今日は弔お兄ちゃんとお留守番。
お部屋で勉強してたら喉が渇いてきて、何か飲もうかなってリビングに行ってみる。
キッチンで自分のコップにいちご牛乳を淹れて一口飲んでからソファに座ろうとすると、テーブルの下から2本の足が生えてることに気付いた。
テーブルの反対に回って覗き見てみれば、弔お兄ちゃんがゲームを点けっぱなしにしたまま寝落ちしてた。
『寝てる…。』
ぐーぐーと寝息を立てる弔お兄ちゃん。
しゃがんでほっぺたをツンツンしても起きてこない。
『起きない……………………あっ！そうだ！』
しばらく観察してたら、あることを思いついてペン立てからマジックを手に取った。
キュポッとキャップを取って笑いを堪えながら弔お兄ちゃんの顔にマジックでイタズラ書き。
『いつも意地悪するから仕返し〜…。』
起きないくらいの力加減でキュッキュッと書いていく。
お目々と…、
ピエールみたいなくるりんとしたおヒゲ…、
ぐるぐるのほっぺた…、
あ、あとオデコに"肉"って書いちゃおー。
『きゅふっ…、ん〜っ…！』
全部書き終わって見てみたら、すごく面白くできて笑いを堪える。
口を抑えながらペンを元の場所に戻して、弔お兄ちゃんが起きないうちに部屋に帰った。
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(AFO side)
AFO「……………ふむ。」
これは一体何だ？
出先から帰ってリビングに行くと、弔がテーブルの下で寝落ちしてるのを発見したが、顔が凄い有り様だ。
瞼に真っ黒な目玉、クルンとした髭、渦巻きの頬、額には"肉"の文字。
………Aの悪戯だな。
AFO「弔、起きなさい。」
死柄木「………ぁ？」
弔の体を揺さぶり、寝ぼけ眼で上体を起こした彼に鏡を手渡した。
「なに？」と不機嫌そうに受け取った弔は、鏡に映る自身の顔を睨み付け………、
死柄木「──はぁっ？！」
自分の顔の有り様を知り、すぐに鏡を投げ捨てリビングを出て行き、ドアが乱暴に開けられる音がすれば途端に「Aーっ！！」と怒鳴り声がした。
ドタドタと走り回る喧しい足音が近付いてくる。
死柄木「コレお前だなーっ！！」
『わあぁぁっ！！』
AFO「こらこら、ご近所迷惑だから止めなさい。」
普段は悪戯なんてしないA。
よく誂われてるから仕返しでもしたんだろうが、水性ペンで書いたのは流石だな。
AFO「この家にも可愛い座敷童子がいたんだね。」
追いかけっ子をする2人を眺めながら、家の賑やかさに頬を緩めた。
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アマンダ - ミヤビさん» ありがとうございます！！！楽しみにしてますっ！ (11月7日 6時) (
レス) id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ樣、リクエスト承りました。こちらではお話がいっぱいで載せられないので続編にて投稿いたします。完成まで少々お待ち下さい。 (11月3日 8時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 更新ほんとに嬉しいです！先生かっこいい、リクエストいいですか？鬼龍くんがテレビのスーツを見ていて(先生に似合いそうで)かっこいいって言って先生の誤解で嫉妬とか先生が嫉妬する系が…まぁ先生はいつも嫉妬してるんですけど…受け付けてなかったらすいません！ (11月3日 2時) (レス) @page50 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！タバコ吸ってる先生絶対カッコええ...鬼龍君も超可愛いです (11月2日 22時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム頭(イレイザー) - 死ぬほどかわいい…尊い… (10月15日 13時) (レス) @page46 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年2月22日 18時
