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AFO「僕の"個性"の中にはねぇ、嘘を見抜くのがあるんだ。
だから君の嘘はすぐにわかるんだよ？」
「なっ……んで…、」
AFO「何で？決まってるだろ？
君が僕の愛しい愛しいAに柘榴を渡すからさ。」
「…ざく……ろ……、ぁ、の子……、」
AFO「好きだったんだろう？だから柘榴を渡したんだろう？
君は青果店の息子だ。意味を理解したうえで渡したんだろ？
でも残念だねぇ、あの子は男であり、僕のものだ。
お前のような図々しい奴には不釣り合いなんだよ。」
「ぉ……ぇ、は…、」
AFO「可哀想に…！お前があの子に惚れなければこんな目に遭わなかったのになぁ？！
……いや、もう視界に入れることさえも禁忌だな。」
「…………、」
AFO「サヨナラだ当て馬。地獄の底でせいぜい指を咥えて見てろ。」
──ブチッ！
「──ぁ"……！」
男の左胸から心臓を引き抜き地面に落とす。
それと同時に男も事切れ、陳列された果物の上に倒れた。
真っ赤に染まっていく旬の果物。
まだ小さく鼓動を続ける心臓を踏み潰し、懐から昼の柘榴の残りを取り出した。
ポッカリと開いた左胸にソレを捩じ込む。
溢れる血にどんどん赤く染まる柘榴は、熟したようで実に美味そうだ。
AFO「良かったじゃないか。
こんなに真っ赤で熟した柘榴は、此処だけにしかない代物だぜ？」
ガタッと奥から物音がし、奥の部屋を見やるとDr.から借りた脳無が血塗れで顔を出した。
どうやら両親も上手く殺せたようだな。
AFO「後は燃やしておけ。」
僕が指示を出すと、口から火を吹き散らす。
木造の家はあっという間に燃え広がり、隣の家にまで燃え移り始めた。
警察やヒーローが来る前に退散しよう。
僕は脳無を引き連れ、暗い路地裏へと身を隠す。
そして黒霧に一報を入れてワープゲートを潜り帰路に着いた。
脳無とマスクをDr.に返し、Aがいるであろうキッチンへと向かうと夕食の支度をする姿を見つけ、後ろからソっと抱き締める。
『わっ…！先生、急にやめて下さい！』
AFO「すまない。可愛い後ろ姿を見たらつい…ね。」
『っ……、もう…、』
僕に向き直り、抱き着いてくる愛しいA。
あの男…、今頃この光景を見て悔しがってるんだろうなぁ。
Aに柘榴を渡せるのは…、この世で僕しかいないのにね。
『──って！？先生っ！！血が付いてますよ？！』
AFO「あぁ大丈夫。返り血だよ。」
『誰の？！』
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アマンダ - ミヤビさん» ありがとうございます！！！楽しみにしてますっ！ (11月7日 6時) (
レス) id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ樣、リクエスト承りました。こちらではお話がいっぱいで載せられないので続編にて投稿いたします。完成まで少々お待ち下さい。 (11月3日 8時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 更新ほんとに嬉しいです！先生かっこいい、リクエストいいですか？鬼龍くんがテレビのスーツを見ていて(先生に似合いそうで)かっこいいって言って先生の誤解で嫉妬とか先生が嫉妬する系が…まぁ先生はいつも嫉妬してるんですけど…受け付けてなかったらすいません！ (11月3日 2時) (レス) @page50 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！タバコ吸ってる先生絶対カッコええ...鬼龍君も超可愛いです (11月2日 22時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム頭(イレイザー) - 死ぬほどかわいい…尊い… (10月15日 13時) (レス) @page46 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年2月22日 18時
