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『ご、ごめんなさいっ…！』
AFO「……A？」
『ごめんなさいっ…、ごめんなさい…！
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい！！』
黒霧「A？一体どうしたんですか？」
AFO「……A、おいで。」
先生の手が伸ばされる。
それを見た瞬間、『また殴られる』と感じた僕は更に頭を抱えて縮こまった。
『っ？！、やっ！ごめんなさいごめんなさいっ！！
殴らないでっ！！全部僕のせいですっ！
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい！！！』
蹴らないで…！殴らないで…！
謝るから許してっ…！
もう痛いのやだぁっ…！
嫌な記憶ばかり思い出して体が震える。
それでも先生は僕を抱き上げて、優しい手で涙を拭ってくれた。
だけどそれすらも、今の僕にとっては怖いものだった。
『ひぐっ…、や、だぁ…、』
AFO「大丈夫…、大丈夫だよ。」
『ぐすっ、ん、…っ、』
AFO「ごめんね、痛かったね。僕の不注意だった。
もう誰も君を殴ったりなんかしない。
僕がいる……、だから大丈夫。」
『っ…、』
オデコとオデコをくっつけて、スリスリされた。
先生の優しい声と優しい匂いで、何だか少しずつ安心してくる。
先生はわざと殴ったんじゃないってわかってたのに…、
先生は僕を殴る人なんじゃないってわかってたのに…、
僕がちゃんと気を付けてればよかったのに…、
……僕、先生に酷いことしちゃった、
『せ、んせ…、ごめん…なさ…、』
AFO「もう謝らなくていいよ。僕も悪かった。
……鼻痛い？Dr.のところで診てもらおうか。」
『……ん。』
頷くと、先生は僕を抱っこして立ち上がる。
大きな腕の中に守られてるような安心感があって、さっきの嫌な記憶も嘘のように消えていった。
緊張が一気に解けたせいか、僕はいつの間にか先生の腕の中で眠ってしまった。
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鼻の骨折。
全治6週間。
僕が小さくて細身だから、体の大きな先生の拳であっさりと折れちゃったみたい。
でも、今はそんなに痛くない。お薬のおかげかな？
AFO「取り敢えず、頭を打ってなくてよかった。」
『……ごめんなさい、』
AFO「謝らないでくれ。今回は僕も悪かった。」
先生は僕をギュッて抱き締めてくれる。
優しくて、大好きな先生。
先生がいればもう怖くない。
『…先生、大好き！』
AFO「……僕もだよ。」
……このトラウマも、先生がいれば治せるかもしれない。
だから、がんばろ。
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アマンダ - ミヤビさん» ありがとうございます！！！楽しみにしてますっ！ (11月7日 6時) (
レス) id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ樣、リクエスト承りました。こちらではお話がいっぱいで載せられないので続編にて投稿いたします。完成まで少々お待ち下さい。 (11月3日 8時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 更新ほんとに嬉しいです！先生かっこいい、リクエストいいですか？鬼龍くんがテレビのスーツを見ていて(先生に似合いそうで)かっこいいって言って先生の誤解で嫉妬とか先生が嫉妬する系が…まぁ先生はいつも嫉妬してるんですけど…受け付けてなかったらすいません！ (11月3日 2時) (レス) @page50 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！タバコ吸ってる先生絶対カッコええ...鬼龍君も超可愛いです (11月2日 22時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム頭(イレイザー) - 死ぬほどかわいい…尊い… (10月15日 13時) (レス) @page46 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年2月22日 18時
