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退院当日、約束通り男性が迎えに来てくれて、僕達が同棲していたらしい家で暮らすことになった。
荷解きをしながら、僕が男性のことを「先生」と呼んでいたことなどを粗まし聞かされた。
僕が事故に遭った日、僕達はデートの約束をしていて僕が待ち合わせに向かう途中で乗用車に撥ねられ、3日も意識不明になるほどの重症だったらしい。
AFO「病院から連絡があった時は心臓が止まるかと思ったよ。
……本当に、生きててくれてよかった。」
『………、』
……なんて優しい人なんだろう。
僕には勿体無い気がする。
見るからにかなりの年の差だし、先生は凄く紳士的で顔も整ってる。
世の女性は放っておかないだろうに…、何故僕なんだろうと不思議でしかたない。
AFO「僕達の馴れ初めかい？」
『はい…、せめてそれぐらいは知っておきたいので…。』
昼食を食べ終わり片付けも終わったタイミングでふと聞いてみた。
食後の珈琲を足を組みながら優雅に飲む姿に見惚れつつ、先生の言葉を待った。
AFO「う〜ん…、簡単に言ってしまえば僕の一目惚れだね。
バーで1人でお酒を飲む君に惹かれてしまったのが始まりかな。」
『ひ、1人酒…してた僕に？』
AFO「君は失恋して自棄酒してたんだよ。
結婚を考えていた女性に突然フラれて、悲しみに暮れるAが妙に綺麗でね…。
少しでも話してみたいと思って声を掛けたらまぁ酒が進んで進んで！
君は記憶を失くすほど酔っ払ってしまったんだ。
それでそのままお持ち帰り。」
『…………まさか…、』
AFO「美味しくいただいたよ♪」
『うひゃあ〜〜〜！！』
聞かなきゃよかった！！聞かなきゃよかった！！！
まさかそんな始まり方だったなんて思わなかった！！
恥ずかしさのあまり顔を隠して俯くと、先生は僕の肩を抱いて引き寄せた。
大きな体にすっぽりと埋まり、トクトクと心地よい心音がする。
AFO「愛してるよ、A…。これから幸せに暮らそうね。」
『…はい、』
温かい…、なんだか落ち着く。
幸せって、こういうことなのかな？
………でも、何だろう…、この胸がザワつく感じ…、
妙な違和感を覚えながら、いつかはその正体も思い出すだろうと…深くは考えなかった。
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アマンダ - ミヤビさん» ありがとうございます！！！楽しみにしてますっ！ (11月7日 6時) (
レス) id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ樣、リクエスト承りました。こちらではお話がいっぱいで載せられないので続編にて投稿いたします。完成まで少々お待ち下さい。 (11月3日 8時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 更新ほんとに嬉しいです！先生かっこいい、リクエストいいですか？鬼龍くんがテレビのスーツを見ていて(先生に似合いそうで)かっこいいって言って先生の誤解で嫉妬とか先生が嫉妬する系が…まぁ先生はいつも嫉妬してるんですけど…受け付けてなかったらすいません！ (11月3日 2時) (レス) @page50 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！タバコ吸ってる先生絶対カッコええ...鬼龍君も超可愛いです (11月2日 22時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム頭(イレイザー) - 死ぬほどかわいい…尊い… (10月15日 13時) (レス) @page46 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年2月22日 18時
