本当にあった不思議な話 ページ14
※作者の実体験を元にしております。
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トガ「暇なので怖い話大会やりませんか？！」
夕飯時が終わり皆でそれぞれまったりと寛いでいた頃、トガちゃんが突然こんなことを言い出した。
衣食住が確立された解放軍のアジトだが、娯楽で時間を潰せるものが何も無いのがネック。
ずっとトランプばかりやっていたせいで遂に飽きがきてしまったらしい。
トガ「1人ずつ実体験の怖い話をしてください！」
荼毘「ねぇよ。」
Mr.「ん〜…、俺もないかなぁ。」
トゥワイス「俺も無い！あるぜ？ちびっちゃう！」
スピナー「俺も。」
トガ「えーっ！つまんないです！」
怖い話なんてそんなにあるわけじゃない。
一気に4人に話を蹴られたトガちゃんは、自身の後ろにあったビーズクッションに倒れ込んだ。
弔さんはDr.の所だし、あとは僕だけか。
『僕も無いかな。』
トガ「A君までぇ〜！」
『そんなこと言われても…、』
荼毘「あ、そういやお前あの話は？」
『え？』
荼毘「鯛焼き。」
『でもあれは怖いというより不思議だったって感じだし……。』
トガ「あるんですか？！」
『ん〜、まぁ。』
トガ「聞きたい聞きたい！！」
凄い勢いで起き上がったトガちゃんの瞳がキラキラ輝いて、他の皆も気になるのかメッチャ期待した眼差しを向けてくるからどうにも断れない雰囲気になってしまった。
そういえば荼毘さんにこの話したんだったなぁ、と思い出してちょっと後悔する。
『……僕がまだ幼い頃、先生に拾われてから1年は経ってなかったと思います。』
.
.
僕達が住んでたマンションの近くにはスーパー、コンビニ、ドラッグストアなどが点々とあって買い物には困らない程だった。
そんな中、大きな施設の間に挟まれた小ぢんまりとした老舗の鯛焼き屋さん。
その鯛焼き屋には先生や黒霧さんと買い物に行った帰りに人数分買って帰るのが楽しみだった。
優しいお婆さんが1人で切り盛りしていて、餡子は甘過ぎずもちもちふわふわな生地が凄く美味しくて1個110円と激安。
先生も凄くお気に入りだったみたいで、ほぼ毎日通っていたくらいだ。
お婆さんの鯛焼き屋は、マンションから4軒右隣。
だから僕1人でも買いに行くのは許されていた。
『おばーちゃん！』
「いらっしゃ〜い。今日も4つかい？」
『うん！』
「はいよ。いつもありがとうね。」
優しい笑顔のお婆さん。
僕はこの人が大好きだった。
。
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アマンダ - ミヤビさん» ありがとうございます！！！楽しみにしてますっ！ (11月7日 6時) (
レス) id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ樣、リクエスト承りました。こちらではお話がいっぱいで載せられないので続編にて投稿いたします。完成まで少々お待ち下さい。 (11月3日 8時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 更新ほんとに嬉しいです！先生かっこいい、リクエストいいですか？鬼龍くんがテレビのスーツを見ていて(先生に似合いそうで)かっこいいって言って先生の誤解で嫉妬とか先生が嫉妬する系が…まぁ先生はいつも嫉妬してるんですけど…受け付けてなかったらすいません！ (11月3日 2時) (レス) @page50 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！タバコ吸ってる先生絶対カッコええ...鬼龍君も超可愛いです (11月2日 22時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム頭(イレイザー) - 死ぬほどかわいい…尊い… (10月15日 13時) (レス) @page46 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年2月22日 18時
