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焦凍「A、一応救急車に乗って他に怪我はないか検査するぞ。」
『うん、わかった。
……じゃあトーヤさん、本当にありがとうございました。』
焦凍に呼ばれたA君が救急車に乗るため俺に背を向けた。
またいつ会うかもわからないと思った俺は、咄嗟にA君の腕を掴んで引き止める。
キョトンとした表情で振り返ったことすら可愛いと感じてしまう。
燈矢「あ、のさ…、よかったら連絡先教えてくれる？」
『え？』
燈矢「……だめ？」
『だめ…じゃ、ないですけど…、』
A君は少し考える素振りを見せた。
焦凍も俺が突然そんなことを言うもんだから目ん玉かっ開いてる。
流石に急にこんなこと言われても困るよな。
最悪焦凍から聞き出してもいいかもしれねぇ。
『LIMEでいいですか？』
燈矢「！！、え…いいの？」
『番号はまだ抵抗があるんですけど、LIMEでしたら大丈夫です。
………これがIDです。どうぞ。』
燈矢「………ありがと。」
『じゃあ、失礼します。』
律儀に頭を下げ、救急車に乗り込んだA君はそのまま病院へと行ってしまった。
渡された紙に彼のLIMEのIDの数字が並んでいるのを再確認した俺は、自分の頬を抓ってこれは紛れもない現実だと確信し、拳を握り締めてガッツポーズした。
男がなんだ！
歳の差なんか関係ねぇ！
グラマーじゃなくてもどんと来い！
俺は…、A君に惚れてるんだっ！！
燈矢「──絶っっ対！！結婚しようっ！！！」
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《──昨日発生した銀行強盗立て籠もり事件ですが、見事ヒーロートーヤが犯人グループを検挙しましたね！》
《──えぇ！彼の勇気ある行動は、まぁ賛否はありますが結果的に人質全員無事保護できたわけですから、称賛に値するでしょう。》
《──ですがその一方で、あることが話題にあがっていますね。》
《──トーヤの彼女説ですか？》
《──はい。なんでも、事件解決後に「絶対に結婚するー！」と叫んでいたそうで、ファンの間では既に婚約者がいるのでは？との憶測が立ってるみたいですね。》
『へぇー、轟君のお兄さん結婚するんだね！
今度昨日の御礼も兼ねて何か御祝い贈ろうかな！』
焦凍「……………燈矢兄…、」
これは前途多難だと、轟家の末っ子は目頭を抑えた。
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アマンダ - ミヤビさん» ありがとうございます！！！楽しみにしてますっ！ (11月7日 6時) (
レス) id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ樣、リクエスト承りました。こちらではお話がいっぱいで載せられないので続編にて投稿いたします。完成まで少々お待ち下さい。 (11月3日 8時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 更新ほんとに嬉しいです！先生かっこいい、リクエストいいですか？鬼龍くんがテレビのスーツを見ていて(先生に似合いそうで)かっこいいって言って先生の誤解で嫉妬とか先生が嫉妬する系が…まぁ先生はいつも嫉妬してるんですけど…受け付けてなかったらすいません！ (11月3日 2時) (レス) @page50 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！タバコ吸ってる先生絶対カッコええ...鬼龍君も超可愛いです (11月2日 22時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム頭(イレイザー) - 死ぬほどかわいい…尊い… (10月15日 13時) (レス) @page46 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年2月22日 18時
