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緑谷「……あ、かっちゃん！今いいかな？
実はA君に偶然会って話してるんだけど……、うん…、うん、じゃあ代わるね。」
電話越しに少し怒鳴り声が聞こえたけど、出久君は構わず僕に自分のスマホを渡してきた。
それを受け取り、恐る恐る耳にあてる。
『…も、もしもし？』
爆豪《──怪我はっ？！》
『っ、大丈夫…、ありがとう。』
爆豪《──急に驚かせんなアホがっ！！
こちとら心臓止まるかと思ったわ！！》
『ごめん…、』
爆豪《──……今日の夕方の便でそっち帰る。
家で大人しく待ってろ。》
『あっ、ちょっと待って！！』
爆豪《──あ？》
『………僕達って…、恋人同士…なの？』
爆豪《──はぁ？今更何言ってんだ？》
『っ…、ほ、本当に？…本当に恋人同士なの？！』
爆豪《──本当に決まっとんだろうが。
こっちがどんな思いで告ったと思ってんだ。》
『………、』
サァ、と血の気が引く。
通話を代わってくれた出久君が、僕が記憶障害があることを彼に伝えてくれた。
そして数分もしないうちに彼のスマホに届いた画像。
それは、……僕達が左手の薬指に指輪を付けて笑い合うツーショット写真。
それを見せられた瞬間に、勝己君の言ってることは本当なんだと理解したと同時に襲ってくる恐怖。
『ま…って…、じ、じゃあ、あの人は…っ、』
緑谷「A君？顔色悪いけど…、」
『っ…、ご、ごめん…、僕帰るね…、』
緑谷「え？！ちょっとA君？！」
鞄を引っ掴んで店を後にした。
早足で家に続く道をひたすら歩き、焦りと恐怖で震える手を握り締める。
そして家に着き、玄関前で何度か深呼吸を繰り返す。
少し落ち着いたところでカードキーを翳し、玄関を開けて帰宅する。
革靴があるのを確認すると心臓がドッと大きく脈打った。
──怖い…、けど、ここで立ち止まっても仕方ない…！
深呼吸しながらゆっくりゆっくりとリビングへと向かった。
リビングを覗くと、ソファで寛ぐ先生と目が合って体が固まってしまう。
それに気付いたのか、先生は立ち上がって近付いてくる。
AFO「おかえり。どうしたの？何かあった？」
『っ、』
優しく頬を撫でる指。
ついさっきまで心地よく感じていたのに、今では恐怖を覚えてしまう。
AFO「そういえば、買い出しに行ったんじゃなかったかい？
荷物はどうしたんだ？」
『あ…、の、』
AFO「もしかして忘れてきた…、とか？」
『あの、先生…、』
。
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アマンダ - ミヤビさん» ありがとうございます！！！楽しみにしてますっ！ (11月7日 6時) (
レス) id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - アマンダさん» アマンダ樣、リクエスト承りました。こちらではお話がいっぱいで載せられないので続編にて投稿いたします。完成まで少々お待ち下さい。 (11月3日 8時) (レス) id: 8b80540195 (このIDを非表示/違反報告)
アマンダ - 更新ほんとに嬉しいです！先生かっこいい、リクエストいいですか？鬼龍くんがテレビのスーツを見ていて(先生に似合いそうで)かっこいいって言って先生の誤解で嫉妬とか先生が嫉妬する系が…まぁ先生はいつも嫉妬してるんですけど…受け付けてなかったらすいません！ (11月3日 2時) (レス) @page50 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！！タバコ吸ってる先生絶対カッコええ...鬼龍君も超可愛いです (11月2日 22時) (レス) id: 94da43d755 (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム頭(イレイザー) - 死ぬほどかわいい…尊い… (10月15日 13時) (レス) @page46 id: 15065c9ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2023年2月22日 18時
