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最近魔法を使いすぎてるせいか疲労が抜けない。そもそも法律を守らない奴等が悪いんだ。
だけど、そろそろキツイかもしれない。
リドル「………癒しがほしい。」
Aに逢いたい……。
唯一の癒し、彼に逢うだけで僕の疲れはいつも初めから無かったかのように消えている。
でも昨日のことがあるし、もしかしたら口も利いてくれないかもしれない。
……でも僕が怒られることなのか？
いや違う。僕はただハートの女王の法律の元に粛清を行っただけ。怒られる筋合いはないハズだ。
だけどAは一度不機嫌になると中々機嫌を治さない困った子だ。
…そうだ、確か昨日トレイがA用にイチゴタルトを残しておいたと言っていた。
それを持って彼に逢いに行けばいい。
うん、そうしよう。そうと決まれば今日の放課後にAに届けてあげなければね。
Aに逢えると思ったら、自然と口元が緩くなるのが自分でもわかる。
リドル「そうだ…なんだったら個人的にお茶会を開いてそこで…、」
クロウリー「ローズハート君。」
リドル「！！……あぁ学園長、おはようございます。」
考え事をしながら廊下を歩いていたら学園長に後ろから声をかけられた。
神出鬼没で多忙な学園長が僕に何の用だろう。
学園長は仮面越しの不気味な目を僕に向けたまま、何やら言いづらそうに咳払いした。
早く用件を済ましてくれないかな？授業に遅れてしまう。
クロウリー「ローズハート君、貴方に【決闘】の申し込みがありました。」
リドル「！！」
クロウリー「エース・トラッポラ君、デュース・スペード君共に１年の２人からです。
………引き受けますか？」
１年……そうか、昨日首をはねたあの２人か。
この僕に【決闘】なんて、いい度胸があるね。
僕から寮長の座を奪って、僕を言いなりにさせようという魂胆が見え見えだ。なんて愚かで馬鹿な考え。笑いが込み上げてくる。
リドル「ふふっ…ふはははっ！！！」
クロウリー「？！」
リドル「成る程、【決闘】ですか……。勿論受けて立ちますよ。」
クロウリー「そ、そうですか……、では今日の放課後、ハーツラビュル寮にて【決闘】を行いますので。」
リドル「はい。わかりました。」
学園長が「では」と一瞬でその場から消えた。
残された僕は自分の少し黒くなったマジカルペンの魔法石を見つめる。
――弛んだ寮生達にいい見せしめになりそうだね。
リドル「せいぜい後悔するといい……」
(side end)
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ヒナミ - この作品の続きを見たかったのに、パスワードがあって見れなくて泣きました😢 (4月24日 14時) (
レス) @page50 id: ab2a65a3b2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーまん - 公開ありがとうございます！待ってました！！🫶🫶 (11月13日 16時) (レス) id: 0fb8342324 (このIDを非表示/違反報告)
柊?(プロフ) - 公開ありがとうございます…！！ (10月15日 16時) (レス) id: dc2716d56c (このIDを非表示/違反報告)
藍 (あお)(プロフ) - すみません🙇♀️本作品のパスワードってなんでしょうか？教えていただけたら幸いです☺️ (6月18日 23時) (レス) id: feb7c5e100 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月7日 12時) (レス) @page9 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2020年5月28日 15時
