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魔法が使えないのに、まだ此所にいるということは何かしらの問題があって帰れないだろうし。
だから、ボクが支えるよ。味方になるよ。
君がちゃんと家に帰れるまで……
『フフフ…、ほらそんなに擦ったら腫れちゃうからダメだよー?』
ポケットからハンカチを出してユウ君に差し出す。素直に受け取った彼はお礼を言いながら鼻を啜った。
うんうん、素直な子は好かれるよぉ〜。
グリム「それにしてもあのエースってヤツ、遅いんだゾ!!オレ様を待たせるとはいい度胸だ!」
『そうだねぇ〜…彼が来ないと始められないんだけどなぁ〜…』
ユウ「確かに遅いね……ズビッ、」
『もう少し待ってみようか。HRが長引いてるかもしれないし。……あと鼻垂れてるよ。』
ユウ「はい…すみません」
グリム「仕方ないんだゾ……」
そうしてボク達はエース君が来るのを座りながら待つことにした。
──15分後…
『……………………』
ユウ「…………」
グリム「………………」
──30分後…
『…………………』
ユウ「…………」
グリム「…………」
──45分後…
グリム「………いくらなんでも遅すぎるんだゾ!?
まさかアイツ逃げたんじゃないだろーな!」
ユウ「ありうるね……探しに行く?」
グリム「当たり前だゾ!罰をオレ様たちだけに任せて逃げるなんて許さないんだゾ!
行くぞ子分!エースをとっ捕まえて窓掃除させてやるんだゾ!」
『ボクは此処で待ってるよ。もしかしたら来るかもしれないからね。』
ユウ「すみません、」
『謝らなくていいよ。早く行っておいで。』
ペコリと頭を下げたユウ君は先に行ってしまったグリム君を追いかけて大食堂を出ていった。
さて、ボクは3人がいないうちにササッと70枚窓拭きでもしようかなぁ―。
『そうすれば、あとは各々10枚ずつ拭けばいいしね♪』
甘やかしは良くないけど、今回は入学したばかりの子達だし大目に見てあげよう。
こういうとき、学園長だったら「私、優しいので!」って言うだろうな。
想像したらなんだか面白くてだだっ広い空間で1人クスクス笑った。
──
文字数の関係で文脈が可笑しくなる事があります。
作者も文才がないので大目に見てくださいませ。
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ヒナミ - この作品の続きを見たかったのに、パスワードがあって見れなくて泣きました😢 (4月24日 14時) (レス) @page50 id: ab2a65a3b2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーまん - 公開ありがとうございます!待ってました!!🫶🫶 (11月13日 16時) (レス) id: 0fb8342324 (このIDを非表示/違反報告)
柊?(プロフ) - 公開ありがとうございます…!! (10月15日 16時) (レス) id: dc2716d56c (このIDを非表示/違反報告)
藍 (あお)(プロフ) - すみません🙇♀️本作品のパスワードってなんでしょうか?教えていただけたら幸いです☺️ (6月18日 23時) (レス) id: feb7c5e100 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです!(恋愛的に)あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年1月7日 12時) (レス) @page9 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミヤビ | 作成日時:2020年5月28日 15時