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『他にはどんなことができるのかな？』
まるで好奇心溢れる子供。
そう自負してしまうくらい、今が楽しい。
寄生され続ける男を放っておき、ワクワクしながらタワーのある方角へと進む。
僕が歩くと、何故か足元から苔や花が咲いていく。
それは徐々に広がっていき、民家を覆うほどになっていった。
タワーが近づくに連れて増え続ける解放戦士。
僕を見るや否や、生け捕りにしようと襲いかかってくるが、人数の多さにもう面倒だなと思い、一気に潰せるくらいのを試すことにした。
───ドゴォッッ！！！
指輪が光ると、足元の地面から１０メートルは超えるほどの大きな大樹が出てきて、生き物のように畝り解放戦士を串刺しにしていく。
逃げ惑う奴も容赦なく貫き、死体からは綺麗な赤い花を咲かせた。
上から見下ろすと、花弁がヒラヒラと舞い散るのが結構絶景だった。
まるで花咲かじいさんみたいだなと思ってたら、大樹から少し離れたところでこっちを見上げる弔さん達を見つけた。
『あ〜……やっと見つけました。』
大樹から降りて、トゥワイスさんにおぶられた弔さんの元に急いだ。
特に怪我とかしてないみたいで良かった。
死柄木「…………コレ…、お前がやったの？」
『あ〜…はい、そうですよ。』
死柄木「………人を…殺したのか。」
『はい。殺しちゃいました。』
普通に答えると、スピナーさんもトゥワイスさんも信じられないという顔をして凝視してくる。
まぁ今まで人を殺したことなんてなかったから、意外なのかもしれないけど。
スピナー「A、お前……、体は平気なのか？」
『えぇ、まぁ。さっき一度死にましたけど大丈夫です。』
スピナー「死…え？し、死んだ？！」
『毒をもらって１回死にました。でもそのお蔭でこんな力を使えるようになったんです！』
トゥワイス「俺みたいに"個性"が伸びたってことか？」
『これは【具現化】じゃないんですよ。
だから伸びたのかどうかはまだわかりません。』
死柄木「…………Dr.が言ってたやつか。」
『おそらく。』
死柄木「ふはっ！お前どんどんチートになるなぁ！
……いいね。ソレ、もっと俺に見せてくれよ。」
『勿論です。』
まだまだ湧き出てくる敵。
指輪に神経を集中し、地面にヒタリと指先を付ければその場所から亀裂が入り、隙間から出てきた淡い水色の帯が僕を包んだ。
『さぁ…お披露目会です。』
息を呑む解放戦士達に向かって、挑発的に嗤ってみせた。
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あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！一体何が書いてあるんだ... (2023年1月25日 17時) (
レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
yuuka(プロフ) - めっちゃ好きです！！！！無理しない程度に更新頑張ってください！！ (2023年1月21日 23時) (レス) @page48 id: d07776e606 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！死柄木...弟(?)愛でそこまで頑張れるなんて... (2023年1月15日 9時) (レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます。A組の皆んなは鬼龍君の事どう思ってんのやろ...。荼毘のやつは本当に好きなんだろうな (2023年1月13日 23時) (レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - あー、ほんとこの作品大好きです！無理せずに頑張ってください！！ (2022年12月6日 11時) (レス) @page38 id: a1d0294fee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2022年7月19日 0時
