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(柏樹 side)
──某警察署内、
柏樹「──は？」
俺は困惑した。
ある病院の医師を保護し、事情聴取をする最中に聞かされた新たな真実に……。
柏樹「お前……それ冗談だったらわかってんだろうな？」
医師「この状況で冗談なんか言えるわけ無いだろ！？
それに君に嘘は通用しないこともわかっている！！」
柏樹「頭ン中書き換えりゃいくらでも嘘吐けんだろうが！！」
医師「私はもう腹を括っている！！
どうしても疑うなら……、殻木球大の私物を漁るなり何なりしてみろ！！
嫌でも情報が出てくるぞ！！」
──殻木球大…、
蛇腔病院の院長であり、あのクソ魔王の側近。
ここ最近、俺の"個性"を用いて事情聴取に参加することができたわけだが、この医師はその殻木って奴の監視の下でビクビク怯えて過ごしていたらしい。
警察署内で安全が確保された事に安堵しながらも、少しずつ奴等の情報を聞き出した時に発覚したあり得ない事実。
俺はどうもその話が信じられないんだが、コイツの頭ン中から聞こえる声が嘘を言ってるようには思えない。
「……柏樹君、ちょっといいか？」
柏樹「ッス。」
犬顔の刑事さんが部屋の外から俺を呼び出した。
席を立ち部屋から出れば、数人の警察官が俺に敬礼する。
「今さっき、蛇腔病院に突入したチームから連絡がきた。
殻木球大を確保したそうだ。」
柏樹「おー！お手柄っすねー！」
「それと奴の別宅を捜査したところ、あの医師が言っていたらしき物も見つかった。
今届けに向かってくれてるらしい。」
柏樹「………そうッスか。
………で？Aは見つかったんすか？」
「………情報によれば、群訝山荘にそれらしき人物がいた…と。」
柏樹「…………。」
……そうか、戻っちまったんだな。
折角家族として一緒になれると思ってたんだけどな。
エンデヴァーやホークス達がなんとかAを保護してくれんのを待つしかねぇか。
──コンコン、
「失礼致します！
捜査隊が無事証拠品を押収し、帰還しました！」
「"例"の物は？」
「こちらに。」
猫の警官が犬の刑事にある袋に入ったノートを手渡した。
此処は動物園か？と思いながらも、渡された手袋を着けて袋から出されたノートを受け取る。
だいぶボロいA4サイズのノート。
《──Diary１》
タイトルは至ってシンプル。
そしてその下には………、
柏樹「……クソ兄貴。」
──《鬼龍温彦》の名前が書かれていた。
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あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！一体何が書いてあるんだ... (2023年1月25日 17時) (
レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
yuuka(プロフ) - めっちゃ好きです！！！！無理しない程度に更新頑張ってください！！ (2023年1月21日 23時) (レス) @page48 id: d07776e606 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！死柄木...弟(?)愛でそこまで頑張れるなんて... (2023年1月15日 9時) (レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます。A組の皆んなは鬼龍君の事どう思ってんのやろ...。荼毘のやつは本当に好きなんだろうな (2023年1月13日 23時) (レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - あー、ほんとこの作品大好きです！無理せずに頑張ってください！！ (2022年12月6日 11時) (レス) @page38 id: a1d0294fee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2022年7月19日 0時
