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エンデ「これで終わりだ…！！」
最後の一振り。
これで死柄木を仕留めるつもりなんだろうと、僕とかっちゃんは固唾を呑んで見守る。
本当は殺したくない。
でも……、それでも……、死柄木……、
お前は、いろんな人を傷付けた……、
──だから、
死柄木「………A…、」
緑谷「？！」
死柄木「兄ちゃん…、まだやれるよ……、」
幻聴……なのだろうか。
死柄木の口から出た言葉は、僕達の大切な幼馴染みの名前。
その瞬間、死柄木のスピードが上がった。
もう動けないはずなのに、エンデヴァーの攻撃を交わし続けながら迫りくる。
次の一手が繰り出される手前、グラントリノが死柄木を上から押さえ付け地面に組み敷いた。
緑谷「グラントリノ！！」
グラン「早くコイツに止めを…！！」
死柄木「ガァッ！！！」
グラン「っ？！」
死柄木が大きく体を翻し、今度はグラントリノを地面に押さえ付け………、
──ドッ…！！
緑谷「──…！！」
死柄木の拳が……、グラントリノの腹を貫いた。
小さな体から血が噴き出し、衝撃で地面にめり込まれたグラントリノを見た瞬間……、僕は飛び出した。
緑谷「うわあぁぁぁぁっっ！！！！」
エンデ「出るなデクっ！！！」
許さないっ…！！
許さない許さない許さないっっ！！！
よくもグラントリノをっ…！！
絶対に仕留める！！
──【ワン・フォー・オール】……フルカウル……！！！
死柄木「…………あと少し…、」
──ザッ！！
緑谷「？！」
速い！！
狙いは僕じゃないのか？！
距離の近い僕達を通り過ぎていった死柄木の向かった先。
そこには足を怪我した、相澤先生がいた。
それに即座に気付いたのはリューキュウ。
鱗の厚い手で進行を妨げ、死柄木の足止めをした。
僕もすぐに追い付き、首を押さえ付けながら【黒鞭】で逃げられないよう締め上げる。
緑谷「死柄木ィっ！！
お前だけは！！許さないっ！！」
死柄木「………俺は…、誰も許さない。」
──ドスッ！！
緑谷「がはっ…！」
肘鉄で腹に強烈な一撃を喰らう。
内臓が潰れたかもわからないけど、此処でコイツを離すわけにはいかないんだ！！
行かせないっ！！
これ以上被害を出すわけにはいかないんだっ！！
堪えろっ…デクっ！！
リュー「……？！、消失弾を！？」
緑谷「！！」
消失弾…！？
通形先輩の"個性"を失くした、あの…！？
そんなことさせないっ…！！
。
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あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！一体何が書いてあるんだ... (2023年1月25日 17時) (
レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
yuuka(プロフ) - めっちゃ好きです！！！！無理しない程度に更新頑張ってください！！ (2023年1月21日 23時) (レス) @page48 id: d07776e606 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！死柄木...弟(?)愛でそこまで頑張れるなんて... (2023年1月15日 9時) (レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます。A組の皆んなは鬼龍君の事どう思ってんのやろ...。荼毘のやつは本当に好きなんだろうな (2023年1月13日 23時) (レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - あー、ほんとこの作品大好きです！無理せずに頑張ってください！！ (2022年12月6日 11時) (レス) @page38 id: a1d0294fee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2022年7月19日 0時
