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──パシュッ！
『？！、何だコレ！！』
体にくっついた謎の円盤。
引き剥がそうとするも、なかなか頑丈で剥がれない。
柳「いくよっ…！上鳴君っ！！」
上鳴「優しくねーっ！！」
『！！』
僕達よりも高く飛び上がった生徒の１人。
──上鳴電気…、
さっきアジトで解放軍の電撃を吸収してたな。
ということは今の奴は帯電状態。
この円盤は電撃の範囲を拡げるものか、威力増強の代物か？
上鳴「最大出力っ！！」
『Mr.ストック！！』
Mr.「お任せあれっ！！」
──ドゴッ！！
上鳴「がっ…！」
Mr.は義手から発射された圧縮玉を解除し、ストックしてあった瓦礫を上鳴に命中させた。
重い衝撃に堪えられず、ミッドナイト同様落下していく様を見下ろした。
Mr.「危ねえー！山荘で電撃吸ってたもんなぁ。
思わずタネ使いきっちまった。」
『ナイス判断です。』
Mr.「どうもね。」
まず１人。
あの衝撃ではすぐに復活は出来ない。
あとはギガさんを拘束してる奴等をなんとかしないと。
砂藤「こンのっ…！口…、開けぇぇっ！！！」
『口？』
ギガさんの顎を縄で引っ張る雄英生の数人。
巨体を押さえ付けるためだと思っていたが、本当の目的はギガさんの口を開くこと？
何だ？何を企んでる？
パワー型の"個性"が何人かいるせいか、ギガさんの口が徐々に開き始める。
その時、木の陰に隠れていた八百万が姿を現し何かを手に振りかぶった。
八百万「皆さんっ！！今ですわ！！」
「「寝てろぉーー！！」」
『──睡眠薬か！！』
「寝てろ」の一言で瞬時に全てを理解し、睡眠薬であろう液体の入った瓶が複数飛んでくる。
ギガさんが眠ってしまったら弔さんの元に行けなくなる…！
『ギガさん！！口閉じ──！！』
ギガ「グァ…、」
『！！』
──ブシュウゥゥゥッッ！！！！
大きな口からクシャミのようなブレスが辺りに強風を齎す。
威力は台風並み。
瓶は全て何処かに吹き飛んだか、割れてしまったようだ。
その風に乗じすかさず荼毘さんが蒼炎を放ち、木々を蒼い炎で包んだ。
火力が強過ぎたせいで彼の腕からは焦げる匂いと煙が上がってる。
荼毘「──ギガントマキア…。
高揚を体躯の変動エネルギーに変える"個性"。
痛覚を遮断する"個性"……他にもいろいろ。
全て戦場に居続ける為の"個性"なんだとさ。
Dr.が言ってたよ、コイツこそ正しく……守護者に相応しいってな。」
トガ「腕大丈夫ですかぁ？」
荼毘「あぁ。」
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あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！一体何が書いてあるんだ... (2023年1月25日 17時) (
レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
yuuka(プロフ) - めっちゃ好きです！！！！無理しない程度に更新頑張ってください！！ (2023年1月21日 23時) (レス) @page48 id: d07776e606 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます！死柄木...弟(?)愛でそこまで頑張れるなんて... (2023年1月15日 9時) (レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
あ。(プロフ) - 更新ありがとうございます。A組の皆んなは鬼龍君の事どう思ってんのやろ...。荼毘のやつは本当に好きなんだろうな (2023年1月13日 23時) (レス) id: 15aa30fef7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - あー、ほんとこの作品大好きです！無理せずに頑張ってください！！ (2022年12月6日 11時) (レス) @page38 id: a1d0294fee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2022年7月19日 0時
